バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 / Batman v Superman: Dawn of Justice

【映画パンフレット】 バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生

2013年の映画『マン・オブ・スティール』に続く、「DCエクステンディッド・ユニバース(DC Extended Universe / DCEU)」の二作目となる映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』

ザック・スナイダー監督のもと、スーパーマンバットマンが地球で大暴れする本作、ザック・スナイダーのトゥー・マッチな持ち味が思う存分発揮された、DC神話とも言うべき物語です。
ただ、神話というだけあって、予備知識がまったくない人には、ちょっと難しい映画かもしれません。
DCコミックスについて詳しく知っている必要はないですが、スーパーマンの出自についての詳細をちょっと知っておくだけで、ぐっと楽しみが深まると思います。

まあ、アメリカの観客にとっては前提知識はあって当然ということで、細かいことは省いているのかもしれませんね。

<STORY>

「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」オリジナル・サウンドトラック

スーパーマンとゾット将軍が地球で凄惨な戦いを繰り広げてから2年が経った。壊滅的な被害を受けたメトロポリスは復興したが、人心は大きく傷ついていた。ゴッサム・シティに暮らすバットマンことブルース・ウェインも、街を壊滅させたスーパーマンに憎しみを抱くようになっていた。ある日、メトロポリスの大富豪、レックス・ルーサーのパーティーに招かれたブルースは、クラーク・ケント、そして謎の美女、ダイアナ・プリンスと邂逅する。

<解説>

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ヘンリー・カヴィルがスーパーマンを演じる二作目となる本作。
ベン・アフレックがバットマンとして、初登場しています。

映画の冒頭は、バットマンことブルース・ウェインの幼い頃のシーンから。
父と母を暴漢に殺され、幼いブルースはなすすべなく泣き叫びます。

それから、シーンは2年前のあの日に。
“地球を守る為”クリプトン星人たちと戦っていたバットマンは、戦いながら彼らが暮らす都市・メトロポリタンを破壊しまくります。スーパーマンたちが突っ込んだビルは倒壊し、街はまるで戦場のような惨状に。
ウェイン・インダストリーの社長として、財力と権力を手にしたはずのブルースですが、彼はまた、家族のように思っている自分の部下が死んでいくのを、なすすべなく見守るしかできなかったのです。

そして、彼は考えます。
「スーパーマンは、“善なるもの”ではない。我らの敵だ」と…。

そう、この構造は、現代のアメリカを象徴しているようです。
世界を守るという大義の元、世界を破壊する“強大な力”。
それは、テロを起こしたアルカイダのようでもあり、テロへの報復の名の下に戦争を引き起こしたアメリカのようでもあり。

そして、彼らの戦いに巻き込まれた一般市民たちは、それぞれに憎しみを募らせていくのです。
アルカイダを憎んだアメリカ市民のように、アメリカを憎むISのように。

かくして、バットマンはスーパーマンを憎むようになり、対決姿勢を露わにします。
そしてスーパーマンもバットマンの正義を理解できず、彼を疎ましく思うようになります。
そこにレックス・ルーサーがつけこんでくるのです。自分の思う方向に、世界をねじ曲げていこうと…。

しかし、スーパーマンとバットマンはやがて気づくのです。
彼らには、愛すべき母がいたと。
そして、彼らの母の名前は、偶然にも同じ“マーサ”でした。。。
同じ母を持つ、同じ子だと気づいた彼らは、今戦うべき相手が誰なのか、気づくのでした。。。

この『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』、確かにちょっとわかりづらい作品です。
コミックスを知らず、また『マン・オブ・スティール』には、なんのことだかまったくわからない描写も多いでしょう。
確かにそのとおり、わかりづらい部分も多いこの作品なのですが、「DCエクステンディッド・ユニバース」の二作目の作品として、三作目、四作目のブリッジの役目を果たしている部分もあり、あえてわかりにくくしている部分も多いのです。

この後には、ワンダーウーマンが主人公になる映画や、DCコミックのヒーローたちが顔を揃えるジャスティス・リーグを描く映画も控えています。

今後の作品の理解の鍵となる『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』、本作に秘められたすべての意味は何年か後に明らかになるでしょう。
今はただ、すべてを理解しようと思わず、その世界に身を委ねて欲しいと思います。

『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(152分/アメリカ/2016年)
原題:Batman v Superman: Dawn of Justice
公開:2016年03月25日
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場:全国にて
原作:DCコミック
スーパーマン考案:ジェリー・シーゲル/ジョー・シャスター
バットマン考案:ボブ・ケイン/ビル・フィンガー
原案・監督:ザック・スナイダー
原案・製作総指揮・脚本:デヴィッド・S・ゴイヤー
脚本:クリス・テリオ
製作総指揮:クリストファー・ノーランエマ・トーマス/ウェスリー・カラー/ジェフ・ジョンズ
製作:チャールズ・ローヴェンデボラ・スナイダー
撮影:ラリー・フォン
美術:パトリック・タトポロス
音楽:ハンス・ジマージャンキーXL
出演:ベン・アフレックヘンリー・カヴィルエイミー・アダムスジェシー・アイゼンバーグダイアン・レインローレンス・フィッシュバーンジェレミー・アイアンズホリー・ハンターガル・ギャドットケビン・コスナージェイソン・モモアTAO/レイ・フィッシャー/カラン・マルヴェイジェフリー・ディーン・モーガンローレン・コーハン
Official Website:http://wwws.warnerbros.co.jp/batmanvssuperman/

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