【映画レビュー】マン・オブ・スティール / Man of steel

MAN OF STEEL / マン・オブ・スティール(ザック・スナイダ監督、ヘンリー・カヴィル、エイミー・アダムス出演) [DVD]

なるほど、ザック・スナイダーが超人ヒーローを描くと、こんな風になるのねー、と思える映画『マン・オブ・スティール』
そりゃそうですよね、生身の体を持つ人間を描いたってあんなに大げさになっちゃうんだから、地球の外で生まれたスーパーヒーローたちが戦うんだったら、地球の建物をぶちこわしまくるのもしょうがないというものです。

個人的には、あのマイケル・シャノンがこんなビッグ・バジェットの映画でラスボス役だなんて…。なんだか胸熱です。

<STORY>
滅亡寸前の惑星クリプトンから、赤ん坊のカル=エルがクリプトンの未来を担うある物質と共に、カプセルで宇宙に送り出された…。アメリカの片田舎に暮らすケント夫妻は、カプセルから赤ん坊を見つけ、クラークと名付けて育てていた。不思議な力を持つクラークに、父親のジョナサン・ケントは彼だけが持つ使命を守るように教える。クラークが人命救助に自分の存在価値を見出す中、クリプトン星の生き残り、ゾット将軍がカルを探し地球に現れる…。

<解説>

マン・オブ・スティール オリジナル・サウンドトラック

「空を見ろ! 鳥だ! 飛行機だ! いや、スーパーマンだ!」でおなじみの(古っ!)“鋼鉄の男”スーパーマン。
このスーパーマンを2013年の技術を用い、ザック・スナイダー監督の手で原題に蘇らせたのが、この映画『マン・オブ・スティール』です。

地球とクリプトン星の架け橋になろうと人知れず人命救助に励むクラーク・ケントを探しに、滅亡したはずのクリプトン星の生き残り・ゾット将軍の一団が地球にやってきます。
そして、クラーク・ケントを差し出さなければ地球を滅亡させる、と、攻撃を始めるのです。

それを知ったクラーク・ケントは、我が身を犠牲にして、ただ一人、ゾット将軍の前に赴きます。

このクリプトン星人の二人、さすが鋼鉄の男というか、殺しても死なない、超丈夫な、まさしく“超人”と呼ぶのが相応しい人びと。
クラークVSゾット将軍の対決シーンなどは、“殴られて吹っ飛びビルにぶつかってそのビルを貫通し、次のビルに穴をあけながらなんとか止まる”とか、“殴られて吹っ飛び山の中腹に穴をあけて止まる”とか、マンガもびっくりの超大げさ描写ばかりです。
こんな超人相手に、地球人なんて手も足も出ませんね。。。

しかし、ヘンリー・カビル演じるこのクラーク・ケント、とにかく超人過ぎるのです。
ビルドアップされた体もスゴいし、顔も素晴らしい造形美だし、使命感も素晴らしい。
しかし、いくらクリプトン星人の産みの父親から崇高な使命感を受け継ぎ(でもラッセル・クロウが演じているせいで説得力半減)、地球人の育ての父親から忍耐の心と自分の存在理由を教えられた(ケビン・コスナーはさすがに良き父親が似合います)とはいえ、なぜそこまで地球人のために自己犠牲を貫けるのか…、そのあたりの説得力がどうも弱い気が。
だってこの作品に出てくる地球人って、そんなに善人ばっかりじゃないし、クラークが守るべき地球人の代表であるエイミー・アダムス演じるロイス・レインもガチャガチャとうるさいし。
なんだか、全体的にどうも大味なのですよねえ。。。

でもまあ、こんな風に自己犠牲の精神を信用できないのは、私が善き部分を持たない地球人だからなのかもしれません。

とにかく、地球の都市やビルを破壊しまくりながらも、地球のために戦うスーパーマンの戦いを描いたこの映画『マン・オブ・スティール』
地球人の理解を超えた、迫力の映像が楽しめる一作と言えるでしょう。

別コラム:オトコに見せたいこの映画『マン・オブ・スティール』

『マン・オブ・スティール』(143分/アメリカ/2013年)
原題:Man of steel
公開:2013年8月30日
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場:新宿ピカデリーほか全国にて
原作:ジェリー・シーゲル/ジョー・シャスター
監督:ザック・スナイダー
脚本:デヴィッド・S・ゴイヤー
原案・製作・脚本:クリストファー・ノーラン
出演:ヘンリー・カビルエイミー・アダムスダイアン・レインローレンス・フィッシュバーンアンチュ・トラウェアイェレット・ゾラークリストファー・メローニマイケル・シャノンラッセル・クロウケビン・コスナーハリー・J・レニックスリチャード・シフ
公式HP:http://wwws.warnerbros.co.jp/manofsteel/


マン・オブ・スティール – Warner Bros.

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