I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE ／ The Peanuts Movie

チャーリー・ブラウンやスヌーピーを始めとする、ピーナッツの仲間たち。

1950年に連載が開始されて以来、世界中で愛されている彼らが、3DCGでアニメ化されました。
それが、この映画『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』です。

本当に、コミックスの世界から飛び出してきたような、チャールズ・M・シュルツの線をそのまま再現しているような、あのフォルムに、あの質感。
そのキュートさに、思わず笑顔になってしまいました。

何をやってもうまくいかない冴えない男の子、チャーリー・ブラウン。でも、「今日こそは！」と毎日めげずに凧揚げや野球に取り組んでいる。彼を支えるのは、愛犬のスヌーピーに妹のルーシーだ。そんなチャーリーが、向かいの家に引っ越してきた赤毛の女の子に恋をした。なかなか彼女に話しかけられないチャーリーを、スヌーピーはグイグイけしかける。そんなある日、テストで100点をとったチャーリーは、急に学校の人気者となるのだが…。

「アイス・エイジ」シリーズを手がけたブルー・スカイ・スタジオとスティーヴ・マーティノ監督が手がけたスヌーピーの3DCGアニメ映画化。

物語は、何をやってもうまくいかない男の子、チャーリー・ブラウンのいつもの毎日から始まります。
せっかくに雪の日に一人凧揚げを始め、うまくいかずに凧食いの木に凧を奪われ、野球をやってもうまくいかない日々。

でも、そんなチャーリーの毎日が一変する日がやってきます。
チャーリーの向かいの家に、かわいい赤毛の女の子が引っ越してきたのです。
チャーリーは彼女に一目惚れし、彼女に話しかけるため、少しずつ成長していきます。
そしてなんと、テストで100点満点をとり、学校のヒーローになっていきます。。。

このチャーリー・ブラウンの物語と並行して描かれるのが、愛犬・スヌーピーの冒険物語。
想像力豊かなスヌーピーは、想像の翼を広げては撃墜王“フライング・エース”に扮し、敵のレッド・バロンを追って縦横無尽に空を飛びます。
さらには、恋人のフィフィと共に美しいパリの空を飛び回るのでした。
チャーリー・ブラウンに対しては妙に現実的なスヌーピー、実はかなりのロマンティストなのですね。
助手としてスヌーピーの空中散歩のサポートをするウッドストックも愛おしい。。。

さて、こんなチャーリー・ブラウンとスヌーピーの物語、私は日本語吹替版で鑑賞しました。
日本語吹替版では、チャーリー・ブラウンの声を鈴木福くんが担当しており、それもなんともキュート。
舌足らずな“リアルな子どもの声”が、ちょっとダメダメなチャーリー・ブラウンの声にマッチしていました。