【映画レビュー】マイケル・ジャクソン THIS IS IT / Michael Jackson’s This Is It
ラゾーナ川崎プラザにある109シネマズ川崎のアイマックスシアターにて、『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』を観てきました!
スクリーンの中で歌い、踊り、語る“キング・オブ・ポップ”マイケル・ジャクソン。
アイマックスの大きなスクリーンで観るMJの姿は、圧巻の一言でした。
STORY
2009年の夏にロンドンで公演される予定のマイケル・ジャクソンのコンサート「THIS IS IT」。このコンサートのために、MJやスタッフ達は2009年4月からリハーサルを重ねていた。オーディションで選ばれた世界最高のダンサーたちと一緒に、50歳という年齢を感じさせないMJは歌い踊る。MJは舞台監督のケニー・オルテガらと議論をしながら、妥協を許さない姿勢で自らのコンサートを完璧に創り上げようとする。そして、リハーサルは続く…。
解説
私はこれまで、あまりマイケル・ジャクソンについて詳しく知りませんでした。
なんとくなく、生身の人間じゃないというか…、ゴシップの世界にいる人だというイメージだったんです。
そのイメージが、この作品を観て本当に覆されました。
彼はまさしく“キング・オブ・ポップ”と呼ばれるにふさわしい、偉大なスターだったのですね。
そこにいたのは、
生きている人間であり、
素晴らしいシンガーであり、
年齢を感じさせないダンサーであり、
全てに妥協を許さないアーティストでした。
MJと一緒のステージに立てるということだけで、感動のあまり泣き出すダンサー。
MJの細かな要求に応えようと、何度も試行錯誤を繰り返すサウンド・ディレクター。
MJに「君の見せ場だよ」と言われ、最高のソロ演奏を披露しようとするギタリスト。
妥協を許さない“キング・オブ・ポップ”MJのためだからこそ、すべてのスタッフ達が最高のステージにしたいと目に見えない努力を重ねているのです。
リハーサルだけでもこれだけの完成度を誇るこのコンサート。
実現されなかったことが本当に残念でなりません。
これからこの映画を観る方に、ちょっとしたアドバイスをふたつ。
・なるべく大きなスクリーンで見て下さい!
臨場感が違うはず。かぶりつきの特等席でライブを見ている気分になれます。
・エンドロールが始まっても、席は立たないで!
マイケルの歌声…、これは最後まで聞くべきでしょう。
これでみなさんも、MJが本当に伝えたかったメッセージを、受け取ることが出来るハズです。
God Bless you!
作品情報
『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』(111分/アメリカ/2009年)
原題:Michael Jackson’s This Is It
公開:2009年10月28日
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
劇場:新宿ピカデリーほか全国にて
監督:ケニー・オルテガ
振り付け:トラビス・ペイン
出演:マイケル・ジャクソン
公式HP:http://www.sonypictures.jp/movies/michaeljacksonthisisit/
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