【本】松本清張の「遺言」―『神々の乱心』を読み解く / 原武史
本屋さんに行った時って、ついつい4~5冊買ってしまいませんか?
私はなんでも複数買いのくせがあって、Amazonなどで注文するときも、とりあえず目についたものを1万円分くらい買い物かごに入れてしまいます。
で、買って帰った本や家に届いた本は、ひとまず本棚の所定の位置に積んでおくわけです。
なので今も、買ったまま未読の本が15冊位たまっています。
「読み終わってから新しく買えよ」って話なのですが、私は常に本を携帯していないと不安になるタイプ。
外出の途中で持っていた本を読み終わってしまった場合、出先の書店で新しく4~5冊購入してしまいます。
そしてその中の最初の1冊を次の日の電車の中で読み終わり、駅構内の書店で更に4~5冊購入し…(ry
という感じで、どんどん溜まっていく未読の書籍。
先日、本棚を整理していた際に、この本を見つけちゃいました。
なんか、2冊も。
松本清張の「遺言」―『神々の乱心』を読み解く
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買ったことすら覚えていない状態で2冊も買ってしまうって、どれだけタイトルに釣られてるんだ、私。。。
この「松本清張の「遺言」―『神々の乱心』を読み解く」という本は、明治学院大学教授の原武史氏が、松本清張の未完の遺作となった「神々の乱心」という小説を、“天皇制”と“昭和史”という側面から読み解こうとした解説書です。
しかし、よく考えてみると、私、元本となる松本清張の「神々の乱心」自体を読んでなかったんですよね…。
元本読んでないのに解説読んでも、意味がわかるわけありません。
さらには昭和史とか天皇制にも全く詳しくないので、読み進むほどに、どんどんこんがらかってきて。。。
『ゼロの焦点』の映画化でまた話題の松本清張の“遺言”というキーワードに釣られてつい(2冊も)購入してしまった私ですが、清張の遺言はさっぱり理解出来ませんでした。
うーん、まだまだ勉強しなくちゃいけないことはたくさんあるな。。。
とりあえず、元の小説「神々の乱心」を読んでみて、その後機会があれば、もう1冊の「松本清張の「遺言」―『神々の乱心』を読み解く」を読んでみたいと思います。
あるのか、機会。
そうそう、「ゼロの焦点」も映画公開前にもう一度読んでおきたいですね。
忘れちゃいけない名作、「砂の器」と「点と線」も読まなくては。。。
文藝春秋 (2018-02-09T00:00:00.000Z)
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