【映画レビュー】バレンタインデー ／ Valentine’s Day

2月14日はバレンタインデー。
日本では女性が男性にチョコレートを贈って告白する日ですが、欧米では男女問わず、愛を表現する日。

そんなバレンタインデーの1日を、『プリティ・ウーマン』のゲイリー・マーシャル監督が映画化！
ロサンゼルスに暮らす15人の男女の愛の物語を描きます。

特筆すべきは、その豪華なキャスト陣！
ジュリア・ロバーツにアン・ハサウェイと言った“マーシャル組女優”から、シャーリー・マクレーンにヘクター・エリゾンド　という超ベテラン、アシュトン・カッチャーにジェニファー・ガーナーにジェイミー・フォックスにジェシカ・ビールにジェシカ・アルバ…。
これでもまだまだ書きたりません。

「恋っていいなー」と素直に思えるこの作品、女子にはぜひ観て欲しい!!

天使の街・ロサンゼルスで、バレンタインの一日が始まった。リード（アシュトン・カッチャー）は恋人のモーリー（ジェシカ・アルバ）にプロポーズ。OKをもらい、大喜びで自らがオーナーの花屋「シエナ・ブーケ」に出勤する。リードの親友ジュリア（ジェニファー・ガーナー）は、バツ一の医者である新しい恋人・ハリソン（パトリック・デンプシー）がサンフランシスコに出張と聞き、バレンタインを一緒に過ごせないことに不満顔だ。ジュリアの友だちのカーラ（ジェシカ・ビール）はバレンタインが大嫌い。「アンチ・バレンタインデー・パーティー」を企画するも、参加者が集まらないことにもショックを受け、オフィスの床で泣いてしまうほどだ。

上記のSTORY紹介、普段は200ワードで書いているのですが、今回は100ワード多い300ワードで書きました。

なぜか？

それは簡単です。俳優さんたちの名前を入れたかったから。

この作品の魅力と言えば、ここに尽きます。
超メジャーな俳優さんたちがたくさん出ていて、いろんな恋物語を演じている。
ほろ苦いストーリーもあるけれど、観た後でなんとなく元気になれる。

ここが何よりも大きな魅力なのです。

「グレイズ・アナトミー」のパトリック・デンプシーが浮気者の医者であることにニヤっとさせられたり、エンディングのジュリア・ロバーツの一言にあの映画を思い出したり、現在のシャーリー・マクレーンの告白のバックで上映されている若い頃のシャーリー・マクレーンの姿にうっとりしたり。

そういった、細かい見どころもたくさんあるので、自分なりの小ネタを探してみるのも楽しいかも。

でも、何も考えずに無邪気に楽しんでもらうのが一番いいかと思います。
デートムービーにも最適です！

そういえば、映画の本筋とはあんまり関係ないのですが、個人的に気になったのは、インドの結婚式のシーンで流れた曲。
この曲、ミラ・ナイール監督の映画『モンスーン・ウエディング』のサントラに入っている曲とまったく同じなような気がするのです。
これって、このサントラの曲を『バレンタインデー』で流用したというよりは、インドの結婚式でよくかかる曲を『モンスーン・ウエディング』のサントラに収録したということなんでしょうか？

『バレンタインデー』も『モンスーン・ウエディング』も、両方大好きな映画なので、ちょっと気になったのでした。