【映画レビュー】テッド / Ted
可愛いクマちゃんかと思いきや、中年のくせに心はエロ好きボンクラ中学生なクマのぬいぐるみ・テッドと、そのテッドの持ち主で彼の親友・ジョンを主人公とする映画『テッド』。
テッドだけでなく監督・脚本・製作・声の出演を務めたセス・マクファーレンや、ジョンを演じたマーク・ウォールバーグも、きっと心はエロ好きボンクラ中学生みたいなものなのだろうなあと思わせてくれました。
いや、彼らだけじゃなく男子全般、いつまで経っても心はエロ好きボンクラ中学生なのかもしれないですね。。。
<STORY>
友だちのいない5歳のジョンは、両親から熊のぬいぐるみをプレゼントされる。翌朝、テッドと名付けたそのぬいぐるみに奇跡が起きて命を吹き込まれ、“話すぬいぐるみ”となる…。30年が経ち、ジョンはレンタカー会社に勤める冴えない中年男になっていたが、未だにテッドとつるんだままで、オタク映画やドラッグにふけり、精神的に成長できないままだった。ジョンの恋人のロリーは、ジョンに大人になってもらおうとテッドとの別居を迫る…。
<解説>
ジョンが5歳の時に出会って以来、子どもの頃から大の仲良しで常に一緒にバカをやって来たジョンとテッド。
ジョンが35歳になっても、未だに二人でおバカ映画『フラッシュ・ゴードン』を楽しみ、雷がくると二人でベッドに潜り込んで雷兄弟の歌を歌っちゃうような子どものままの二人。
そのくせ、ある程度オトナになってしまったので、酒と女とマリファナは好きなだけやってしまうという、子どものまんまオトナになってしまったような、たちの悪いオトナ子どもの二人なのです。
(まあ一人はぬいぐるみだけど)
そんなジョンを一人前の大人にするため、ミラ・クニス演じるジョンの恋人・ロリーは二人を引き離そうとします。
そうやって、ジョンとテッドが離ればなれになったりやっぱり別れられなかったり、ジョン&テッド&ロリーがバタバタしています。
さらには誘拐事件なども発生してしまい…。
まあ、なんというか、いつまでたってもオトコは子どものまんまなんだなあと思わせてくれるこの作品。
変に小賢しく大人ぶる人よりは、おバカをさらすことができる男性って、やっぱりちょっと素敵なような気がします。
でもまあ、おバカ二人が揃っていつまでたっても成長しないっていうのは、やっぱり困り者ですけどね。。。
『テッド』(106分/アメリカ/2012年)
原題:Ted
公開:2013年1月18日
配給:東宝東和
劇場:TOHOシネマズスカラ座ほか全国にて
監督・脚本・製作・声の出演:セス・マクファーレン
出演:マーク・ウォールバーグ/ミラ・クニス/ジョエル・マクヘイル/ジョヴァンニ・リビシ/エイディン・ミンクス/パトリック・ウォーバートン/マット・ウォルシュ/ジェシカ・バース/ビル・スミトロヴィッチ/ラルフ・ガーマン/アレックス・ボースタイン/ローラ・ヴァンダーヴォート/ブレトン・マンリー/ジンジャー・ゴンザーガ/ジェシカ・ストループ/メリッサ・オードウェイ/サム・J・ジョーンズ/ノラ・ジョーンズ/トム・スケリット/ロバート・ウー/ジョン・ヴィーナー/マイク・ヘンリー/ダニー・スミス/ライアン・レイノルズ
声の出演:ゼーン・コワンズ/パトリック・スチュワート
公式HP:http://ted-movie.jp/
Republic (2012-06-26)
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