エベレスト3D / Everest

ポスター A4 パターンA エベレスト 3D 光沢プリント

「正直、エベレストなんて絶対登りたくないな…」と、その自然の脅威に舌を巻いてしまった映画『エベレスト3D』
男のロマンというけれど、命をかけてロマンを貫くことに、そこまで意味があるのでしょうか。
まあ、みんな意味があると思っているから登るのでしょうが…。

この映画『エベレスト3D』は、1996年に、エベレストで実際に起こった悲劇を、アイスランド出身の映画監督バルタザール・コルマウクルが事実に沿って映画化した物語です。

山岳ガイド会社として危機管理を徹底すれば顧客の満足を得られず、顧客のロマンの追求を許せば命の保証ができず。。。
“危機管理”と“ロマン”の両立というものは、かくも難しいものなんですね。

神の領域の中では、生きるも死ぬも、自然のなすがままであり、人間なんて小さな存在でしかないという事実を、凄まじい自然の中で淡々と描いています。

 
 
<STORY>

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1996年、登山ガイド会社、アドベンチャー・コンサルタンツ社を営むロブ・ホールは、8人の顧客を連れてエベレスト登山に挑む。エベレストには、同じように顧客を連れたマウンテン・マッドネス社のスコット・フィッシャーたちもいた。ロブや顧客たちは、5月10日の登攀に向けて、ベースキャンプで体を慣らす。多くの登攀隊がアタック日を5月10日に設定しており、エベレストは混雑していた。そんな中、ロブはスコットと協力体制を組み、アタックを開始する。

 
 
<解説>

ポスター A4 パターンC エベレスト 3D 光沢プリント

1953年に初登頂がなされて以来、世界中の登山家たちが挑んできた世界最高峰、標高8848メートルの山、エベレスト。
このエベレストに“商業登山”という概念を持ち込み、熟練の登山ガイドが顧客たちの登頂をサポートするという登山ガイドの会社、アドベンチャー・コンサルタンツ社を興したのが本作の主人公であるロブ・ホールジェイソン・クラーク)です。

このロブ・ホールの営むアドベンチャー・コンサルタンツ社と同様の登山ガイド会社、マウンテン・マッドネス社を営んでいたのは、スコット・フィッシャー(ジェイク・ギレンホール)。

1996年5月、ロブ・ホールとスコット・フィッシャーという二人の偉大な登山家が、エベレストで悲劇に見舞われることとなります。

この悲劇を、バルタザール・コルマウクル監督は、エモーショナルに盛り上げ過ぎることなく、それぞれの登山家たちへの敬意を込めて、淡々と描いています。

この映画では、様々な要素が複合的に絡み合って、悲劇に向かって進んでいきます。

登山客の増加によるエベレストの混雑と、ひとつの行程にかかる時間の超過。
誰も予想できない、急な悪天候。
登山家の体調不良。体力消耗。
なんとしても達成したい人生をかけたロマン。

これらのすべてが絡み合い、登山者たちを飲み込んでいったのでした。
顧客を安全に登山させ、無事に山から下ろすという登山ガイド会社としては、アドベンチャー・コンサルタンツ社、マウンテン・マッドネス社は完全に失敗しています。
しかし、バルタザール・コルマウクル監督は、彼らを責任感を持った勇敢な人物として、敬意を込めて描いています。
彼らのひとつひとつの判断や行動は責められるものではなく、悲劇の原因はエベレストを取り巻く大きな問題と、人間がコントロールできない大自然の脅威だ、ということなのでしょう。

この映画『エベレスト3D』、実際のエベレストの丘陵地隊やネパールのカトマンズ、イタリアン・アルプス、ヴァル・セナーレスのセナーレス氷河など、雪と氷に覆われた高地で撮影されたそうで、その映像は恐怖を感じさせるほどリアルです。
多くの場面は4876メートルの高地で撮影されたそうで、風速冷却温度マイナス30度という過酷な環境での撮影は、スタッフにとっても俳優陣にとっても本当に大変なものだったそう。
その過酷な環境での撮影は、まさに映画をよりリアルなもの、凄まじいものにしています。

この凄まじくも美しい広大な自然の映像は、ぜひ映画館の大スクリーンで観て欲しいと思います。
ただ、登山に対して何かトラウマ的なものを抱かせてしまう可能性もありますが…。

 
 
『エベレスト3D』(121分/アメリカ=イギリス/2015年)
原題:Everest
公開:2015年11月06日
配給:東宝東和
劇場:TOHOシネマズ 日劇ほか全国にて
監督:バルタザール・コルマウクル
脚本:ウィリアム・ニコルソン/サイモン・ボーファイ
撮影:サルヴァトーレ・トティーノ
美術:ゲリー・フリーマン
音楽:ダリオ・マリアネッリ
出演:ジェイソン・クラークジョシュ・ブローリンジョン・ホークスロビン・ライトエミリー・ワトソンキーラ・ナイトレイサム・ワーシントンジェイク・ギレンホールマーティン・ヘンダーソンマイケル・ケリー森尚子エリザベス・デビッキ/トーマス・ライト
Official Website:http://everestmovie.jp/
 
 

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