【映画レビュー】劇場版アニメ 忍たま乱太郎 忍術学園全員出動!の段
なんと、1993年に放送が開始されたアニメ「忍たま乱太郎」。
この作品が、アニメ放送開始から19年目を迎え、初めて長編映画化されました!
それが、この映画『劇場版アニメ 忍たま乱太郎 忍術学園全員出動!の段』。
私は、1993年にはじゅうぶん成長していたので、このアニメを観たのはこれが初めてだったのですが、なかなか楽しめました。
映画ならではの大掛かりなストーリーで、忍たまたちの成長(といっても私は初めて観たんだけど…)や友情を実感できる一作です。
<STORY>
夏休みが終わり、忍術学園1年は組の喜三太が登校していないことがわかる。実は、喜三太には6年生用の「オーマガトキ城主のふんどしをとれ」という宿題が間違えて出され、戦争中のオーマガトキ領に出かけ、帰ってきていなかったのだ。忍術学園は選抜チームを結成し、喜三太の救出のためオーマガトキ領に向かう。その頃、戦争中のオーマガトキ城とタソガレドキ城に関して、忍術学園は不穏な空気を察知。陰謀をつぶすために立ち上がる!
<解説>
このアニメの初めての映画版である本作には、忍術学園全学年の忍たま(忍者のたまご)が登場します。
1年生は元気がよく、転げ回るようにしながらミッションを遂行します。
6年生は大人と変わらないくらいしっかりしていて、子どもとは思えない活躍ぶり。さすが忍びの者です。
シリーズの主人公である乱太郎はもちろんのこと、その親友であるきり丸、しんべヱも個性を活かして大活躍。
6年生の保険委員長・善法寺伊作も、物語の最初に大事な仕事をしています。
他にも、いろんな忍たまが活躍しているので、シリーズのファンの方ならもっといろいろ楽しめるはず。
忍たまたちが個性を活かして、協力し合いながら戦う様子は、なかなか感慨深かったりするのではないでしょうか。
まあ、個人的に素直な感想を言うと、「忍者って、そんなに表立って戦争を指揮したりしないだろ…」とか、「自分が親だったら、子どもを戦争に連れて行って危険に巻き込むような学校には行かせたくないな…」と思いますが、物語としてはじゅうぶん楽しめました。
春休み、ちびっこを連れて映画を観に行くには、なかなかよい映画なのではないでしょうか。
【関連作レビュー】
■映画『忍たま乱太郎』:http://c-movie.jp/review/nintama/
『劇場版アニメ 忍たま乱太郎 忍術学園全員出動!の段』(79分/日本/2011年)
公開:2011年3月12日
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場:全国にて
原作:尼子騒兵衛
監修:芝山努
監督:藤森雅也
脚本:浦沢義雄
音楽:馬飼野康二
主題歌:NYC
声の出演:高山みなみ/田中真弓/一龍斎貞友
公式HP:http://wwws.warnerbros.co.jp/anime-nintama/
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