【映画レビュー】ハンナ・モンタナ/ザ・ムービー / Hannah Montana:The Movie
全米で人気というドラマ「シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ」。
人気アーティストのマイリー・サイラスが、人気アイドルのハンナ・モンタナ(真の姿はマイリー・スチュワートという女子高生)を演じています。
この『ハンナ・モンタナ/ザ・ムービー』はその映画版。
“アイドル”ハンナとしてではなく、“普通の女子高生”マイリーが普通に恋をする姿を描く青春ムービーです。
マイリー・サイラスのライブシーンもたっぷりで、好きな人は好きなのでは。。。
STORY
毎日スケジュールに追われ、パパラッチにも追いかけられている、人気アイドルのハンナ・モンタナ。しかし、ウィッグを外し、メイクを落とした彼女は、マイリー・スチュワートという普通の女子高生だ。しかし、スターの驕りを見せ始めた彼女を心配した父親は、マイリーを故郷のテネシーへ連れて行く。そこで祖母や幼なじみのトラヴィスに再会した彼女は、だんだんと自分を取り戻して行く。マイリーはトラヴィスに好意を持つが…。
解説
実は、ドラマ版を見たことがない私。
なので、「なんでウィッグ外しただけなのに、みんなマイリーがハンナだって気付かないの? 明らかに同一人物じゃん!!」とか「なぜハンナはそんな大スター? 普通っぽくない?」と、いちいち疑問に思ってしまいました。
ドラマのファンの方にしてみれば、当たり前のお約束なのかもしれませんが…。
でも、まあ、ドラマの内容を知らなくても、普通に楽しめます。
実は、マイリー・サイラスのこともよく知りません。
なので、ライブシーンなどがあっても、どれがおなじみの曲でどれが新曲かなど、あんまりわかりませんでした。
でも、まあ、普通に楽しく見ることができました。
マイリーのダンスもかわいいし、父親のロビー・レイ・スチュワート(アーティストのビリー・レイ・サイラス。マイリー・サイラスの実の父です)とのデュエット・シーンも感動的。
市長とのお食事会などのドタバタも、コメディとしてはアリでしょう。
ライブシーンはさすがの貫録で、レストランで飛び込みでパフォーマンスをすることになり、オーディエンスを盛り上げていくシーンなどは素晴らしいです。
一緒に踊りだしたくなります。
映画の中では合計13曲が披露されているので、音楽を目当てにして行っても楽しめるはず。
でも、この映画の中で私の一番のオススメポイントはといえば、マイリーと恋をする幼なじみのカウボーイ、トラヴィスのイケメンっぷり!
白皙の美少年と言う感じで、なんとも言えず美しいのです。
『リバー・ランズ・スルー・イット』のブラッド・ピットを彷彿とさせるというのか…、自然の中で馬に乗って駆けまわったりしちゃうところがステキです。
これから要注目の若手俳優と言えるでしょう。
ドラマ版はどちらかと言うとコメディ要素が強いようなのですが、映画版はマイリーの心理にスポットを当て、ひとりの女性として、恋や仕事に悩みながら成長していく姿を描いている、ということなのかもしれません。
あんまり周辺知識がないままにオススメしてしまって心苦しいのですが、女の子の初恋物語、成長物語として観れば、普通に楽しめる一本だと思います。
でも、ドラマを見ている人であれば、きっともっと楽しめるはずです。
作品情報
『ハンナ・モンタナ/ザ・ムービー』(102分/アメリカ/2009年)
原題:Hannah Montana:The Movie
公開:2010年2月13日
配給:ウォルト ディズニー スタジオ モーション ピクチャーズ ジャパン
劇場:全国にて
監督:ピーター・チェルソム
出演:マイリー・サイラス/ビリー・レイ・サイラス/ヴァネッサ・ウィリアムズ/エミリー・オスメント/ルーカス・ティル
公式HP:http://www.disney.co.jp/movies/hannahmontana/
関連商品
ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント (2010-06-09T00:00:01Z)
¥899
avex trax (2010-01-12T15:00:00.000Z)
¥13,124
ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント (2008-03-19T00:00:01Z)
¥580