WILD CARD/ワイルドカード / WILD CARD
出ました、ジェイソン・ステイサム。
“元・特殊部隊隊員”という肩書きが世界一似合うんじゃないかと思われるジェイソン・ステイサムですが、もちろん本作『WILD CARD/ワイルドカード』でも元・特殊部隊隊員を演じています。
『WILD CARD/ワイルドカード』でジェイソン・ステイサムが演じているニック・ワイルドは、元・特殊部隊隊員で現・ラスベガスの用心棒。
もう、ジェイソン・ステイサム先生の主演作に関しては、スティーヴン・セガール作品みたいにシリーズであるないに関わらず、“爆裂の●●”とか、“沈黙の××”とかの名称を付けたらどうでしょうかね。
逆にその方が、ファンにとってもわかりやすい気がします。。。
<STORY>
元特殊部隊のエリート兵・ニックはラスベガスで用心棒をしていた。ある日。元恋人のドリスが何者かに暴行を受ける。彼女に復讐を頼まれたニックは、その犯人がダニー・デマルコというマフィアであることを突き止め、彼らに復讐するのだった。ニックは地元の顔役・ベイビーの仲裁を受けるが、デマルコの背後には強力なバックがある。ラスベガスを去る決意をしたニックは、最後に馴染みのカジノで全財産を賭けた大勝負に出る…。
<解説>
『明日に向って撃て!』の脚本家であるウィリアム・ゴールドマンが原作・脚本を手がけたこの作品。
『メカニック』、『エクスペンダブルズ2』でもステイサム先生とタッグを組んだサイモン・ウェストが監督を務めています。
本作の主人公・ニックは米軍の特殊部隊を引退し、ラスベガスで用心棒をしている人物。
腕には絶対の自信を持つものの、どこか身の置き所のないような、根無し草のような生活をしています。
そんな彼が、恋人に暴力を加えたヤバい客をぶちのめしたことをきっかけに、ラスベガスを去ることを決意します。
その前に、これまでに得たお金を大きく賭けようとするのですが…。
ギャンブルに大事なのは、やはりツキ。
ツキの流れを読んだニックは、見事に大勝ちしていくわけですが、流れを読み間違えると大変なことになります。
いつまでツキがあるのか、ツキはどこまで味方をしてくれるのか、無理をしないことが大事なのですね。。。
でも、ツキの女神はどこにいるかわからない、なにが切り札になるかわからない、というのも一つの真実だったりします。
いつも自信満々のステイサム先生の、自信なく頼りなげなお顔を見ることができるこの作品、ステイサムらしさもありながら、どこかファンタジーのような部分もあります。
92分という尺で、ステイサムの魅力をきっちり見せてきっちり満足させてくれる、小品ながらも充分楽しめる一作と言えるでしょう。
『WILD CARD/ワイルドカード』(92分/アメリカ/2014年)
原題:WILD CARD
公開:2015年1月31日
配給:クロックワークス
劇場:新宿バルト9ほか全国にて
原作・脚本:ウィリアム・ゴールドマン
監督:サイモン・ウェスト
出演:ジェイソン・ステイサム/ソフィア・ベルガラ/マイケル・アンガラノ/マイロ・ヴィンティミリア/ホープ・デイビス/アン・ヘッシュ/スタンリー・トゥッチ
公式HP:http://wildcard-movie.com/
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