メン・イン・ブラック3 / Men in Black III
あのオトコたちが帰って来た!
私の大好きな「MIB」シリーズが、10年ぶりに帰って来てくれました。
この「MIB」シリーズ第三弾『メン・イン・ブラック3』では、1969年という時代にウィル・スミス演じるエージェント“J”がタイムスリップ。
ジョシュ・ブローリン演じる40年前のヤング・エージェント“K”と共に事件解決を目指すのです。
もちろん、オールド・エージェント“K”を演じるトミー・リー・ジョーンズもちゃーんと出演し、無愛想に不機嫌そうな顔を見せてくれています。
<STORY>
超極秘機関“MIB”では陽気なエージェント“J”と無愛想なエージェント“K”がエイリアン捕獲にいそしんでいた。しかしある日、昨日まで一緒に仕事をしていた相棒“K”が40年前に死亡したと言われ、“J”は理由を調べ始める。ちょうどその頃、40年前に“K”が逮捕した囚人のアニマル・ボリスが月面のルナマックス銀河系刑務所から脱走していた。40年前に鍵があるとにらんだ“J”は、40年前にタイムスリップし、若き日の“K”と一緒に捜査に乗り出す。
<Cheeseの解説>
前作から10年の時を経て、またまた登場したこの作品。
第一作目ではまだまだひよっこだったエージェント“J”も、すっかりベテランエージェントになっています。
でも、コンビを組んで12年にもなるのに、エージェント“K”は未だに謎めいていて秘密ばかり。
“J”は“K”のことをもっと知りたいと思うのですが、そう思っているうちになぜだか“K”は40年前に死んでしまったことになっているのです。。。
今回新しく登場するキャラクターは、ジョシュ・ブローリン演じるヤング・エージェント“K”と、エマ・トンプソン演じるエージェント“O”。
エマ・トンプソンはさすがに芸達者なところを見せてくれ、登場そうそうから笑わせてくれました。
バリー・ソネンフェルド監督は、今作でもいつもどおりのチープさ満開で、楽しいエイリアンたちを次々に登場させてくれます。
CG技術の発達した、近頃の(リアルで本当にいそうな)エイリアンを見慣れた目には、この作品のチープなエイリアンたちがなんともキュート!
こういう奇想天外さや能天気っぽさが、やっぱりこの作品の魅力なのですよね。
ウィル・スミスはやっぱりこういう能天気な作品がよく似合います。
そうそう、この作品で私がキュンと来たのは、エージェント“J”のベッドの上に飾られている、モノクロ写真。
あの写真があることで、エージェント“K”が過去の仲間たちに抱いている愛情や、監督やスタッフたちがこのシリーズに抱いている思い入れを感じることができました。
いつも出てくるスター・エイリアンネタも健在だし、ファンとしては充分に楽しめる一作でした。
別コラム:オトコに見せたいこの映画『メン・イン・ブラック3』
『メン・イン・ブラック3』(110分/アメリカ/2012年)
原題:Men in Black III
公開:2012年5月25日
配給:東宝東和
劇場:TOHOシネマズ日劇ほか全国にて
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ
監督:バリー・ソネンフェルド
音楽:ダニー・エルフマン
出演:ウィル・スミス/トミー・リー・ジョーンズ/ジョシュ・ブローリン/エマ・トンプソン/リップ・トーン/アリス・イヴ/ニコール・シャージンガー/ジェマイン・クレメント
公式HP:http://mib-3.com/
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