犬飼さんちの犬
犬が大嫌いな犬飼さんと、犬飼さんちの飼い犬・サモンがだんだんと心を通わせて行く過程を描いた、映画『犬飼さんちの犬』。
いつも笑っているような顔をした、真っ白でフサフサなサモエド犬のサモンがとっても可愛らしく、犬好きな人は、もうメロメロになってしまうに違いありません。
私は大型犬って飼ったことがないのですが、飼ったらきっと可愛いのだろうなぁ。
犬を飼っている人は、きっと犬飼さんの気持がわかるのでしょうね。
<STORY>
スーパー バスコダガマ鳥ヶ崎店勤務で、離島に単身赴任している犬飼さん。まともに有給もとらせてもらえず1年近く我が家に戻っていなかったが、製品にトラブルが発生し、しばらく東京本社に出社することとなる。久しぶりに家に帰った犬飼さんは、そこで真っ白なサモエド犬・サモンと出会う。なんと、犬嫌いの犬飼さんに内緒のまま、妻と子どもたちが犬を飼い始めていたのだ。犬飼さんは嫌々ながらサモンと一つ屋根の下で暮らし始める。
<Cheeseの解説>
犬飼さんちにやって来た白くてふさふさの毛を持つサモエド。
このサモエドは、ロシアの中央シベリアが原産で、温和で従順な性格だそう。
笑っているように見える“サモエドスマイル”が特徴だということです。
このサモエドスマイルと笑顔がそっくりだという理由で主役に選ばれたのは、いつも笑っているような顔の俳優小日向文世。
困ったような笑顔を浮かべて、サモンに振り回される犬飼さんを演じています。
犬嫌いだったはずの犬飼さんなのに、だんだんとサモンと家族になって行く展開は、犬好きの人にはよくわかるのではないでしょうか。
亀井亨監督の以前の映画『幼獣マメシバ』に登場する芝二郎(佐藤二朗)というキャラクターも登場していたりして、“おっさんと動物”のふれあいを描く亀井亨監督の動物映画シリーズファンにもうれしい内容となっています。
ちょっと変なキャラクターも多く、中には『ソーシャル・ネットワーク』のような不思議な演出もあったりして、なかなか興味深かったりも。。。
この『犬飼さんちの犬』は、映画だけではなく、同じ登場人物でテレビ版も作成されているそうです。
こちらでは木南晴夏、池田鉄洋、徳永えりといった犬飼さんの会社のメンバーを中心に物語が展開していくようですね。
犬好きな人は、テレビシリーズと合わせて楽しむのもよいかもしれません。
『犬飼さんちの犬』(92分/日本/2011年)
英題:Mr.Inukai Keeps a Dog
公開:2011年6月25日
配給:AMGエンタテインメント
劇場:シネマスクエアとうきゅうほか全国にて
監督:亀井亨
出演:小日向文世/ちはる/木南晴夏/池田鉄洋/徳永えり/でんでん/佐藤二朗/清水章吾/小野花梨/矢部光祐
主題歌:SEAMO『ワン☆ダフル』
公式HP:http://inukaisan.info/
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