いぬばか
映画ってなんなのだろうと考えさせてくれた、映画『いぬばか』。
そういう意味では、意外と深いテーマが隠されているのかもしれません。
とりあえず、スザンヌの太ももが見たい人にはオススメの映画です。
<STORY>
愛犬るぱんを連れて、故郷の熊本から上京してきた宮内すぐり。ひょんなことからペットショップ「わっふる」の店長・哲平と出会い、住み込みで働くことになる。“いぬばか”と言われるほど犬が大好きなすぐり。長年飼ってきた愛犬を亡くし、失意の中新しいチワワを飼い始めるちづるや、アニヲタでから、犬ヲタになりフレンチ・ブルドッグを飼い始めた阿樹場など、個性豊かな常連客たちからも親しまれ、楽しい日々を送るが…。
<Cheeseの解説>
犬、かわいいです。
芸人さん、いっぱい出てます。
スザンヌの衣装、かわいいです。
…その他は…、うーん。。。
なかなか論評が難しい映画です。
ただ、「これは映画なのか? 映画じゃなくても良かったのでは? 映画にして誰が儲かるのか?」と、観ながらずっと思い続けていました。
映画としてではなく、ドラマとして見ていたなら、それはそれでアリな気もするんですが。。。
映画として公開するのだったら、やはり映画として成立させて欲しいんですよね。
配給も担当しているケイダッシュステージの芸人さんがたくさん出て来て、色々なパフォーマンスを見せてくれていますが、それが映画として必要かと考えると、絶対に必要じゃないと思う。
映画のクオリティを上げるためじゃなく、芸人の「映画出演実績を作るため」に出演させている感じです。
それは、主演のスザンヌにも言えること。
でもこの作品、月曜ドラマランドで放送されるものとして作られていたならば、それなりに評価されるんじゃないかな。
そんな感じの作品です。
『いぬばか』(92分/日本/2009年)
公開:2009年11月21日
配給:ケイダッシュステージ、リンクライツ、中目黒製作所
劇場:渋谷シアターTSUTAYAほか全国にて順次公開
監督:ヨリコジュン
原作:桜木雪弥
出演:スザンヌ/徳山秀典/岡田亮輔/相沢まき/前田健/原口あきまさ
公式HP:http://www.inubaka-movie.com/
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