【映画ニュース】『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』ダニエル・クレイグ版ジェームズ・ボンドの軌跡を振り返る特別映像
『007/カジノ・ロワイヤル』から続く15年の歴史を振り返る
コロナ禍による延期に次ぐ延期を経て、いよいよ10月1日に公開される映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』。
この公開を前に、ジェームズ・ボンドとしてダニエル・クレイグが『007/カジノ・ロワイヤル』から辿った軌跡を過去のシリーズの映像とともに振り返る、最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の予習にぴったりな特別映像が解禁されました。
最愛の女性の死――。ダニエルのボンド物語はここから始まる!:『007/カジノ・ロワイヤル』
「007」シリーズ通算21作目であり、ダニエルボンドの初登場作品。英国諜報部MI6のスパイとして“殺しのライセンス”を持つ「00(ダブルオー)エージェント」の一員になる前のストーリーから始まる。同作ではジェームズ・ボンドが、国際テロ組織のネットワークを断つ任務を課され、資金運用をするル・シッフル(マッツ・ミケルセン)に接触し、モンテネグロのカジノで高額の掛け金のポーカーに挑む。資金源となる財務省からの監査役としてヴェスパー(エヴァ・グリーン)がボンドと共に行動し、次第に惹かれあっていくが悲劇的な結末を迎える。
ボンドに立ちはだかる悪の組織が明らかに!:『007/慰めの報酬』
愛するヴェスパーを失ったボンドは彼女の死の真相を探るためにハイチに。奇しくも知り合った美女カミーユ(オルガ・キュリレンコ)を通じて、ヴェスパーを死に追いやった謎の組織と繋がるドミニク・グリーン(マチュー・アマルリック)に接近。「我々の仲間はあらゆる場所にいる」と語るグリーンの巨大な陰謀を知ったMI6はボンドに任務を課すが、復讐心と任務の狭間でボンドが苦悩する姿が描かれる。同作では、ヴェスパーの背後にいた男ミスター・ホワイトを追うボンドの姿が描かれているが、国際的犯罪組織「スペクター」の幹部であることが明かされる。映像内でM(ジュディ・デンチ)が「どんな組織なの?」と問う「スペクター」はこの後もボンドに大きく立ちはだかる!
『007』シリーズお馴染みのQも復活!:『007 スカイフォール』
ある任務を最後に、姿を消していたボンドはMI6を狙った陰惨なテロ事件をきっかけに再び前線への復帰を試みる。心身ともに万全な状態でない中、ボンドが追いつめた首謀者は元MI6エージェントのラウル・シルヴァ(ハビエル・バルデム)だった。その頃、MI6のボスであるMはテロの責任を問われ、ボンドはMへの信頼を揺らがせていたが、ほかならぬシルヴァもまたMとの間に深い因縁を持ち、Mの命を狙う。同作ではボンドの生い立ちや知られざる過去と宿敵の関係、Mの死などボンドの身近で衝撃的な悲劇、さらに事実が明らかになる。本映像にも収められているボンドに秘密兵器を授けてくれる「007」シリーズお馴染みのQ(ベン・ウィショー)も同作から“ダニエルボンド”シリーズに登場!シリーズファンをワクワクさせてやまない秘密兵器の数々と、劇中で描かれるボンドとQとのまるで夫婦のようなやり取りも同作以降も続いていく。
ボンドの過去、旧敵ミスター・ホワイトの娘マドレーヌ・スワンとボンドに注目!:『007 スペクター』
ボンドの生家スカイフォールで焼け残った写真を受け取ったボンドは、そこに隠された謎を追って単身メキシコ、ローマへと渡る。その過程で悪名高い犯罪者の美しい未亡人ルキア・スキアラ(モニカ・ベルッチ)と出会ったボンドは、悪の組織スペクターの存在を突き止める!同作では、旧敵ミスター・ホワイトの娘であるマドレーヌ・スワン(レア・セドゥ)が登場し、最愛の人を奪った憎い人物の娘であると知りつつも次第に惹かれあっていく。ダニエルのボンドシリーズ1作目で登場の愛するヴェスパーの死でボンドは心を閉ざしてしまったが、マドレーヌとの出会いで再び心を開く。ボンドは同作で00エージェントを引退。しかし、最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』では引退したボンドが再び任務に復帰することになるがーー。
ジェームズ・ボンド、彼を取り巻く登場人物たち
さらに、ジェームズ・ボンドとしてダニエル・クレイグが『007/カジノ・ロワイヤル』から5作にわたってたどった軌跡を振り返り、ボンドと彼を取り巻くキャラクターの魅力が詰まった特別映像も公開されました。
「ボンド、ジェームズ・ボンド」というお決まりのセリフから始まるこの動画では、過去の名カットと共に、世界で最も有名なスパイとして彼がたどった奇跡を振り返ります。
ボンドを取り巻くキャラクターの紹介パートでは、『007 スカイフォール』で見事な銃撃戦を披露したボンドに対して、「驚きの連続ね」と眉をひそめる同僚のマネーペニー(ナオミ・ハリス)が登場。ボンドは鼻で笑い軽くあしらうも、信頼に溢れた二人の関係性が見て取れます。
次は、『007 スカイフォール』で悲劇の死を遂げた、ボンドのかつての上司であるM(ジュディ・デンチ)。若きボンドに「手がかりを片っ端から殺さないで」と、手を焼いている様子が窺えますが、ボンドは攻撃の手を緩めません。
また、秘密兵器開発の天才、Q(ベン・ウィショー)も登場。『007 スカイフォール』でナショナル・ギャラリーにてボンドと初めて出会うシーンで、幾度となくボンドを危機から救うことになる掌紋認証センサー付きのボンドにしか撃つことのできない小型銃を受け渡します。ここでもボンドが満足げに頬を緩める表情が映し出され、友好な関係が続いていくことを予感させます。
また、脇を固めるキャラクター同様、本シリーズの重要アイテムである、ボンドの愛車、アストンマーティンも登場し、ボンドが追跡を逃れるために、派手に火を吹き追撃するド派手なシーンを見ることができます。最後にボンドが、卓越した戦闘能力、猛スピードの追跡、そしていつもスタイリッシュに登場。カーアクション、バイクアクションを華麗なるハンドル捌きで魅せ、怪我を負いながらも平然と列車に飛び降りてみせます!
そんなボンドとかつて死闘を繰り広げた宿敵スペクターの面々も登場。『007/カジノ・ロワイヤル』のル・シッフル(マッツ・ミケルセン)、『007/慰めの報酬』のグリーン(マチュー・アマルリック)、そして『007 スカイフォール』のシルヴァ(ハビエル・バルデム)。そして、『007 スペクター』で登場した秘密結社・恐喝・テロリズム・殺人の文字が踊り、その組織を率いるのはボンドとは因縁の関係となるエルンスト・スタヴロ・ブロフェルド(クリストフ・ヴァルツ)。
「私だよ ジェームズ 君を苦しめ続けてきたのは」
M、そして若きボンドが愛した女性ヴェスパー・リンド。ボンドから全てを奪った男への恨みが最高潮に高まり、ボンドは新たに就任したM(レイフ・ファインズ)に「復帰できるか」と問われ、「喜んで」と返答。
そして、シーンはいよいよシリーズ最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』へ。牢獄から不敵な笑みを浮かべ「ジェームズ」と語りかけるブロフェルド。「共通の敵が現れた」とのナレーションと共に振り返った仮面の男、サフィン(ラミ・マレック)。
「殺しのライセンス 暴力に満ちた過去 まるで自分をみているようだ」とつぶやき、氷に閉ざされた湖面で銃を手にする。山林でのカーチェイス。ボンドを乗せてグライダーを操縦するノーミ(ラシャーナ・リンチ)。サフィンを見つめるマドレーヌ(レア・セドゥ)の涙の理由とは?
イタリア・マテラの世界遺産、ノルウェー、ジャマイカなど世界を舞台にロケを敢行し、陸・海・空で繰り広げられる迫力満点の『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』。007シリーズ最新作として、さらにダニエルボンド最後の作品としてのストーリーに期待が高まります。
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作品情報
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(アメリカ/2020年)
原題:No Time To Die
配給:東宝東和
劇場:全国にて
公開:2021年10月1日
原作:イアン・フレミング
監督・脚本:キャリー・ジョージ・フクナガ
製作:バーバラ・ブロッコリ/マイケル・G・ウィルソン
脚本:ニール・パーヴィス/ロバート・ウェイド/スコット・バーンズ/フィービー・ウォーラー=ブリッジ
主題歌:ビリー・アイリッシュ “No Time To Die”
出演:ダニエル・クレイグ/ラミ・マレック/レア・セドゥ/ラシャーナ・リンチ/
アナ・デ・アルマス/ベン・ウィショー/ジェフリー・ライト/ナオミ・ハリス/レイフ・ファインズ/ビリー・マグヌッセン/デヴィッド・デンシック/クリストフ・ヴァルツ/ロリー・キニア/ダリ・ベンサーラ
Official Facebook:http://www.facebook.com/JamesBond007
ストーリー
ボンドは現役を退きジャマイカで穏やかな生活を満喫していた。
しかし、CIA出身の旧友フェリックス・ライターが助けを求めてきたことで平穏な生活は突如終わってしまう。
誘拐された科学者を救出するという任務は、想像を遥かに超えた危険なものとなり、
やがて、凶悪な最新技術を備えた謎の黒幕を追うことになる。
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