【映画レビュー】パーフェクト・ゲッタウェイ / A Perfect Getaway
私の中で、三大“作品を選ばない俳優”と思っている人たちがいます。
どんな作品にも果敢に出演するというのか…、作品選択のセンスが突き抜けていて、凡人には理解出来ないと言うか…。
そんな偉大な俳優のひとりが、この映画『パーフェクト・ゲッタウェイ』の主演女優、ミラ・ジョヴォヴィッチ。
本作でも、相変わらずのキュートな笑顔や、「バイオハザード」シリーズで見せていた迫力の爆走っぷりを見せてくれます。
思わず「出るか、バイオで見せた三角飛び!?」とワクワクしてしまいました。
やっぱり、ミラには必至の形相での爆走がよく似合います。
ミラのファンの方ならば、きっと楽しめる一本なのではないでしょうか。
<STORY>
ハワイに新婚旅行にやって来たクリフとシドニーのカップル。ハワイで最も美しいと言われるカウアイ島のビーチを目指し、ジャングルの中をトレッキングしながら向かっていた。そんな中、ハワイで新婚旅行中のカップルが惨殺され、その犯人であるカップルがカウアイ島に向かったというニュースを聞く。クリフとシドニーは、道中でケイル&クレオ、ニック&ジーナという2組のカップルと出会う。この6人の中に、犯人がいるのか…!?
<解説>
この映画のプレスには、「この映画の結末は、誰にも喋らないでください」という注意書きが。
いわゆる、犯人捜しを楽しむタイプのサスペンスです。
ハワイの晴れ渡った空、まぶしい緑、きらめくビーチ…。
第二の主役と言えるほど美しいハワイの自然の中で、登場人物たちの疑心暗鬼が膨らんでいきます。
怪しいと言えば、登場人物誰もが怪しい。
そりゃあ、偶然会った氏素性のわからない人物がいきなり狩りで鹿を獲ってきて、解体し始めたらビビりますよね。
「肉屋でバイトしてたの」って笑顔で言われてもねぇ。。。
でも、ハワイが舞台だけあって、登場人物たちの解放感たっぷりのファッションやナイスバディは素敵です。
ジーナなんて、登場シーンがいきなりフルヌード。思わずガン見です。
ジーナのパートナーのニックも、さすがに元軍人だけあって、その腹筋や胸筋の見事なこと。
マッチョ好き女性も大満足なはず。
それにしても、役者さんって、やっぱり演技うまいんですね。
豹変ぶりには感心してしまいました。
ドラッグをキメて、瞳孔が開きっぱなしになってる演技とか、どうやってるんだろ…。
これは映像処理なんですかね?
『パーフェクト・ゲッタウェイ』(97分/アメリカ/2009年)
原題:A Perfect Getaway
公開:2010年1月23日
配給:プレシディオ
劇場:新宿ピカデリーほか全国にて
監督・脚本:デヴィッド・トゥーヒー
出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ/ティモシー・オリファント/キエレ・サンチェス/スティーヴ・ザーン/マーリー・シェルトン/クリス・ヘムズワース
公式HP:http://www.perfect-getaway.jp/
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