【映画レビュー】関西ジャニーズJr.の京都太秦行進曲！

2013/2/23 日本映画か行, 映画レビュー

重岡大毅くん、桐山照史くんといった関西ジャニーズJr.のメンバーたちが活躍する青春映画『関西ジャニーズJr.の京都太秦行進曲！』。

正直言って、関ジャニJr.のメンバーの顔や名前などをあまり知らない私ですが、思った以上に楽しむことができました。
「アクション俳優になりたい！」と女っ気ゼロで稽古に明け暮れる彼らの姿は、何とも爽やか。
若いイケメンが必死で汗を流しながら努力する姿は、やっぱり魅力的ですねぇ。。。

＜STORY＞
京都に暮らす19歳のフリーター・三村真人は、ヒーローショーのバイト中に、佐山輝之進からアクションジムにスカウトされる。そこではアクションや殺陣のできる俳優を養成していると言う。翌日行ってみるが、真人は雑用しかさせてもらえない。ムカつく真人だが、輝之進のカッコ良さや、同年代の仲間たちの励ましにジムを続けることを決める。やがて熱心に練習を重ねた真人は、仲間たちともにドラマにエキストラとして出演することになる。

＜解説＞
本木克英監督の映画『関西ジャニーズJr.の京都太秦行進曲！』。
アクション俳優を目指す俳優のタマゴたちが、ジムで日々ぶつかり合いながら成長していく姿を描いた物語です。

若いイケメンたちが、凛々しい道着姿でひたすら稽古に打ち込む姿は、やっぱり素敵。
ちょっとナルシスト入ってたりもしてますが、変に若い女の子が出てきてきゃいきゃいした恋愛話が進んでいくよりは、関ジャニJr.ファンのみなさんも、ファンでない女性にとっても、物語を素直に受け止めることができると思います。

この作品、関ジャニJr.が主人公ということで、若い女の子だけが楽しめる作品かと思いきや、意外と時代劇ファンの男の人も楽しめる作品だと思います。
なんといっても松竹製作ということで、京都の太秦撮影所をフル活用。
撮影所の中や試写室、映画撮影の様子などもよくわかるので、「なるほど、現場はこんな風なのね」と撮影現場を覗きみているような気分に。
しかも、普段時代劇で見かけるベテラン斬られ役俳優たちも登場しているので「あ、あの人知ってる！」と、知っている顔を探して楽しむこともできたりも。

そう言う意味では、時代劇ファンのパパと関ジャニJr.ファンの娘さんが一緒に観に行ける、かなり貴重な作品だと思います。

『関西ジャニーズJr.の京都太秦行進曲！』（87分／日本／2013年）
公開：2013年3月30日
配給：松竹
劇場：新宿ピカデリーほか全国にて
監督：本木克英
出演：重岡大毅／桐山照史／中間淳太／浜中文一／小瀧望／向井康二／藤井流星／渡辺いっけい／中村獅童
公式HP：http://uzumasa-koshinkyoku.com/