【映画レビュー】96時間/リベンジ / Taken 2
「あなた、いくら自分の娘が誘拐されたからって、そんなに人殺ししまくっちゃダメでしょ…」
と、思わず思った2008年の映画『96時間』。
リーアム・ニーソン演じる元CIAの秘密工作員・ブライアンが娘を誘拐した人身売買組織のメンバーを殺しまくっていく物語でした。
そして、この作品の続編であるのがこの映画『96時間/リベンジ』。
まさに因果応報、ブライアンに2年前に殺された人身売買組織のメンバーの父親が“息子の復讐のため”ブライアンとその家族を殺そうと狙ってくるのが、この作品のストーリーです。
STORY
2年前、娘・キムがパリ旅行中に人身売買組織に誘拐された際に、単身パリに乗り込んで人身売買組織を壊滅させた元CIAの秘密工作員、ブライアン・ミルズ。元妻のレノーアと再婚相手の関係がうまくいっていないことを知ったブライアンは、レノーアとキムをイスタンブール旅行に誘う。しかし、2年前パリでブライアンに殺された人身売買組織の男の父親であるアルバニア人・ムラドも、ブライアンに復讐をしようとイスタンブールを訪れていた…。
解説
というか、やっぱりCIAってすごいんですね。
前作『96時間』でも思ったけど、今作でも、娘の彼氏の家はすぐ突き止めるわ、誘拐されても爆発させた手榴弾の音で自分の居所をなんとなく計測しちゃうわ、身一つで人を殺しまくっちゃうわ。
ストーリー自体は、自身も誘拐されながらも逃げ出して、娘と共に、自分と同時に誘拐された妻を助け出そうとするという、サスペンス・アクション。
体は大きいのに娘にはデレデレという、今となってはリーアム・ニーソンの当たり役となったブライアン・ミルズの活躍を、安心して楽しむことができます。
今回特に面白かったのは、マギー・グレイス演じる娘・キムを使ったアクションでしょうか。
最近いろいろな映画でよく見るイスタンブールのグランド・バザールの屋根の上での逃亡劇や、イスタンブールの街中でのカー・チェイスも面白かったなー。
カー・チェイスって、普通はすっごいドライビング・テクニックを持つ人間がやるものだと思うのですが、キムはまだ免許取得の最中。
ほとんど運転経験のない人間が、元CIA秘密工作員を隣に乗せてカー・チェイスをすると、なかなかすごいことになるのですね。。。
家族(特に娘)を愛する不器用な父親の戦い、今回も楽しませていただきました!
別コラム
作品情報
『96時間/リベンジ』(92分/アメリカ/2012年)
原題:Taken 2
公開:2013年1月11日
配給:20世紀フォックス映画
劇場:TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて
製作・脚本:リュック・ベッソン
監督:オリヴィエ・メガトン
出演:リーアム・ニーソン/マギー・グレイス/ファムケ・ヤンセン/リーランド・オーサー/ジョン・グライス/D・B・スウィーニー/ルーク・グライムス/ラデ・シェルベッジア/ケヴォルク・マリキャン
公式HP:http://96hours.jp/
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