【映画レビュー】マジック・ツリーハウス
北川景子と芦田愛菜が声優を務めた映画『マジック・ツリーハウス』。
私、その情報だけは知っていたのですが、彼女たちがどの役を演じているのか知らない状態で映画を鑑賞しました。
愛菜ちゃんがアニーの役をしているのはすぐにわかったのですが、北川景子はいったい何の役をやっているのか、まったくわからなかったのです。
でも、後でプレスを見てびっくり!
ぜんぜん“北川景子”を感じさせないくらい役になりきっていて、彼女の実力に驚いてしまったのでした。
<STORY>
とってもなかよしな本好きのジャックと動物好きのアニーの兄妹は、学校からの帰り道、ねずみのピーナッツを追って森に入った。ある木の上に、古い本がいっぱい置かれたツリーハウスを発見したふたり。ジャックは恐竜図鑑を見ながら思わず「行ってみたい」とつぶやいた。すると、ツリーハウスがぐるぐる回り始め、ふと気付くと恐竜の国に移動していた! 外に出たジャックとアニーは不思議なメダルを見つけ、ティラノサウルスに追われる羽目に…。
<解説>
メアリー・ポープ・オズボーン原作の児童小説を、錦織博の手で日本でアニメ映画化した『マジック・ツリーハウス』。
ジャックとアニーという兄妹が、マジック・ツリーハウスの魔法でタイムスリップし、白亜紀の恐竜時代、中世の城、イタリア・ポンペイの最後の日、海賊時代のカリブ海という4つの時代でトラブルに巻き込まれつつも、兄妹それぞれの長所を活かし、短所を補い合いながら、トラブルを乗り越えていく物語です。
まあ、児童向けの作品なので、都合のよい展開なども多いのですが、わかりやすく楽しいストーリーです。
兄のジャックを演じているのは北川景子、妹のアニーを演じているのは芦田愛菜。
実は、観ている間、ジャックを演じているのは誰かプロの女性声優なのだろうとばかり思っていました。
まさか北川景子だったとは…。
ちゃんと少年の声に聞こえるのがすごいところです。
芦田愛菜は、芦田愛菜そのものの声なのですが、実年齢に近いせいもあってか、違和感もありません。
原作はこの映画で初めて知ったのですが、大ヒットしているシリーズだそうです。
マジック・ツリーハウスの魔法の力で様々な世界をめぐり、子どもたちに歴史に興味を持たせ、本を読む楽しさを教えているシリーズだということで、確かにそういった興味を持てるような作品だと思います。
子どもたちを連れて観に行くには、なかなか良い作品なのではないでしょうか。
『マジック・ツリーハウス』(100分/日本/2011年)
公開:2012年1月7日
配給:ギャガ
劇場:新宿ピカデリーほか全国にて
原作:メアリー・ポープ・オズボーン
監督:錦織博
音楽:千住明
主題曲/主題歌:植村花菜
声の出演:北川景子/芦田愛菜/山寺宏一/水樹奈々/真矢みき
公式HP:http://magictreehouse.jp/
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¥996 (中古品)
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