センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島 / Journey 2: The Mysterious Island
思わず「甥っ子を連れて観に行きたい映画NO.1!!」というキャッチコピーが浮かんできた映画、『センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島』。
実際に私には甥っ子はいませんが、小学生くらいの男の子と一緒に観にきて、彼らと一緒に叫びながら楽しみたいと思えるような、ドキドキのアドベンチャー・ムービーです。
ブレンダン・フレイザー演じるトレバーとジョシュ・ハッチャーソン演じる甥っ子・ショーンの地底冒険から4年、ショーンが再び新たな旅に出ます。
今度の旅の仲間はザ・ロック様ことドウェイン・ジョンソン演じる義父のハンク。
前作『センター・オブ・ジ・アース』の冒険はジュール・ヴェルヌの「地底旅行」をベースにしていたのに際し、今回の冒険は、同じくヴェルヌの「神秘の島」をベースに、さらに「海底二万里」の要素も取り入れた豪華版。
3D技術の進化も相まって、まさに自分も同じ冒険をしているような体感を味わうことのできる仕上がりになっています。
もちろん、ロック様の見事な筋肉も見られ、ウクレレの弾き語りも聞ける、ロック様ファンも必見の一作です!
<STORY>
4年前に地底で大冒険をしたショーンも17歳。母と義理の父・ハンクと暮らしている。そんなショーンのもとに、無線で祖父・アレクサンダーからと思われる謎の暗号メッセージが届く。ハンクと共にそのメッセージが示す島に旅に出たショーンは、ガイドのガバチョとその娘・カイラニと共に出発。やがてジュール・ヴェルヌが描いた“神秘の島”に辿り着き、アレクサンダーとも再会する。しかし、“神秘の島”はあと数日で水没する運命にあった…。
<Cheeseの解説>
ジュール・ヴェルヌの書き残した伝説の“神秘の島”での少年・ショーンの冒険を描く本作。
父を知らずに育ったショーンと一緒に冒険を繰り広げるのは、母の夫となった義父・ハンクと、冒険家の祖父・アレキサンダー、そしてガイドのガバチョとその娘・カイラニです。
恐竜の卵の間を抜け、沈み行くアトランティスから脱出し、巨大なクマバチの背にまたがって空を飛び、電気ウナギ(?)のいる海中であるものを探し…。
スピード感あふれる飛び出す映像は、まさに3Dのアドベンチャー・ムービーの醍醐味を感じさせます。
「僕もクマバチに乗りたい!」と興奮する少年も、きっと多いことでしょう。
さらに、オトナの観客に観て欲しいのは、ドウェイン・ジョンソン演じるショーンの義父・ハンクの姿。
父を知らずに育ったショーンは、急に現れた母の恋人・ハンクに拒否反応を示します。
そんなショーンに対し、男親として根気づよく接する姿は、息子との接し方に悩む日本の父親にも参考になるかも。
でも、いかにもアメリカらしいなあと思うのは、ハンクがショーンに対して女性への接し方や口説き方まで指導するところ。
特に、あの見事な筋肉を使って見せる“胸筋ダンス”は必見!
筋肉好きにはたまりません!!
でも、あの“胸筋ダンス”をロック様以外の人に見せられて、魅力を感じられるかどうかは疑問ですが…。
また、彼がウクレレを弾きながら歌う「What A Wonderful World」もステキ。
あんな美声を隠し持っているなんて、ロック様は本当に懐が深くていらっしゃる…。
『センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島』(94分/アメリカ/2012年)
原題:Journey 2: The Mysterious Island
公開:2012年3月31日
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場:新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて
監督:ブラッド・ペイトン
出演:ジョシュ・ハッチャーソン/ドウェイン・ジョンソン/ルイス・ガスマン/ヴァネッサ・ハジェンズ/マイケル・ケイン/クリスティン・デイヴィス/マイケル・ビーズリー
公式HP:http://www.shinpino-shima.jp
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