【映画レビュー】アベンジャーズ／エイジ・オブ・ウルトロン ／ Avengers: Age of Ultron

アイアンマン、ハルク、キャプテン・アメリカ、ソー、ホーク・アイ、ブラック・ウィドウらが再び集結したシリーズ第二弾、『アベンジャーズ／エイジ・オブ・ウルトロン』。

マーベル・シネマティック・ユニバースの11作目となるこの作品、まさにシリーズのキャラクター総出演という感じで、豪華なお祭り映画となっています。

個人的には、ちゃーんとヘイムダルやファルコン、ウォーマシンにセルヴィグ博士まで出てきたのがうれしかったなあ。。。
シリーズ全作を見直してから観るとなお楽しい、少なくともタイトルロールのヒーローたちのことをある程度知っておかないと楽しみも半減してしまう、そんなコンテキストまで含めて楽しみたい、壮大なエンターテインメントです。

2012︎年に公開された映画『アベンジャーズ』の第二弾となる本作。
前作で、宇宙からの襲撃者を相手に戦った彼らは、今度は地球の平和を維持するために人類を滅ぼそうとする人工知能“ウルトロン”とロボット軍団と戦うことになります。

このウルトロンとは、ロキの杖の先に入っていた“インフィニティ・ストーン”の中にあった人工知能を利用して、トニー・スタークが開発したもの。
ざっくり言うと、宇宙からくるパワーと地球のテクノロジーが合体したようなもので、なかなか手強い相手なのですね。

そんなウルトロンにアベンジャーズも大苦戦。
南アフリカのヨハネスブルグ、韓国のソウル、ヨーロッパのソコヴィアなど、街を破壊しまくりながらもウルトロンと戦っていくのです。

この『アベンジャーズ／エイジ・オブ・ウルトロン』、シリーズ2作目ということもあり、ヒーローたちのキャラクターがよりはっきりしてきている点も、ファンにはうれしいところ。
普通の人間であるホーク・アイの良きパパっぷりが垣間見られたり、メンバー内の恋愛模様がのぞけたり。

さらに、この作品から新たなアベンジャーズメンバーも登場します。
2008年の『アイアンマン』からずーっと出演していたアイツが、思わぬ形で登場するのも、思わずニヤリとしちゃいます。

マーベル・シネマティック・ユニバースの11作目ということで、アベンジャーズにとっての新たなターニングポイントとなるこの作品、できるならば、これまでの作品をひとつでも多く見直してから映画館に行って欲しいと思います。
これまでの作品をまったく観ていなくても、その派手なアクションやキャラクター性をある程度は楽しめますが、各キャラクターの存在やつながりを知ってから見ると、より理解と楽しみが深くなるはずです！