【映画ニュース】北斎を支えた江戸時代の名プロデューサーの胆力がわかる!映画『HOKUSAI』本編映像公開!
5月28日(金)に全国公開となる映画『HOKUSAI』。
米 LIFE 誌の“この1000年で偉大な功績を残した100人”に唯一の日本人として選ばれた江戸時代後期の浮世絵師・葛飾北斎。この映画『HOKUSAI』は、の葛飾北斎の生涯を歴史的資料から得た事実を繋ぎ合わせて生まれたオリジナル・ストーリーです。
北斎を演じるのは、『誰も知らない』でカンヌ国際映画祭の男優賞を史上最年少で受賞した柳楽優弥と、国際的なダンサーとしても知られる田中泯。W主演で、それぞれ若き日と老年期の北斎を体現しています。
この北斎を見出す版元の蔦屋重三郎を演じるのは、阿部寛。
蔦屋重三郎と言えば、葛飾北斎はもちろん、喜多川歌麿や東洲斎写楽など世界中に名を轟かせる、数々の絵師をこの世に輩出した江戸時代の名プロデューサー。レンタルビデオ・書店大手企業である“TSUTAYA”は、彼の名プロデューサーぶりにあやかって名付けられたとも言います。
この度、阿部寛演じる江戸時代の名プロデューサーで耕書堂の店主だった蔦屋重三郎が、逆境にも負けずに勝機を見据え、前へ進もうと力強い決意を見せる本編映像が解禁されました。
阿部寛は蔦屋重三郎を演じるにあたり、葛飾北斎や喜多川歌麿の絵が展示されている美術館に足を運んだそう。
重三郎について、以下のように語っています。
「いろいろな才能を集めて自分で育てていく、先見の明があったと思うんですよね。今で言うプロデューサー的な人。いろんな世界に入っていってどんどん新しいことを作り出していく、この人がいたから色んな才能が開花したのだと思います。幅広い人脈を大事にしながら交流の場を多く持って、様々な才能を見つけ出し、世界に発信していきたいという夢を持ちながらも、夢半ばで亡くなっていったんですよね。重三郎によるプロデュース後の北斎や歌麿が描いた作品の中にも、素晴らしい作品が多数あるんですよね。『あぁ、これを見ずして散っていったんだな』と思いました。それらの作品を目にした時に『きっとこういう才能のある人はすごく孤独だったんだろうな』と、今はそう思っています」
劇中には人生を懸けて絵を描き続けた葛飾北斎や、希代の名プロデューサーとして若き才能たちを発掘し育て、「絵は世の中を変えられる」と熱い信念を貫いた蔦屋重三郎など、一時代を築き今も人々を魅了する、名匠たちの金言が溢れています。
彼らの生き様と共に、魂揺さぶる熱い言葉を映画館でご堪能ください。
『HOKUSAI』(日本/2021年)
公開:2021年5月28日
配給:S・D・P
劇場:全国にて
企画・脚本・出演:河原れん
監督:橋本一
出演:柳楽優弥/田中泯/玉木宏/瀧本美織/津田寛治/青木崇高/辻本祐樹/浦上晟周/芋生悠/城桧吏/永山瑛太/阿部寛
Official Website:http://www.hokusai2020.com
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【ストーリー】
何があっても絶対に諦めず、描き続けた、その先にー。
腕はいいが、食うことすらままならない生活を送っていた北斎に、ある日、人気浮世絵版元(プロデューサー)蔦屋重三郎が目を付ける。
しかし絵を描くことの本質を捉えられていない北斎はなかなか重三郎から認められない。
さらには歌麿や写楽などライバル達にも完璧に打ちのめされ、先を越されてしまう。
“俺はなぜ絵を描いているんだ?何を描きたいんだ?”もがき苦しみ、生死の境まで行き着き、大自然の中で気づいた本当の自分らしさ。
北斎は重三郎の後押しによって、遂に唯一無二の独創性を手にするのであった。
ある日、北斎は戯作者・柳亭種彦に運命的な出会いを果たす。武士でありながらご禁制の戯作を生み出し続ける種彦に共鳴し、二人は良きパートナーとなっていく。70歳を迎えたある日、北斎は脳卒中で倒れ、命は助かったものの肝心の右手に痺れが残る。
それでも、北斎は立ち止まらず、旅に出て冨嶽三十六景を描き上げるのだった。
そんな北斎の元に、種彦が幕府に処分されたという訃報が入る。信念を貫き散った友のため、怒りに打ち震える北斎だったが、「こんな日だから、絵を描く」と筆をとり、その後も生涯、ひたすら絵を描き続ける。描き続けた人生の先に、北斎が見つけた本当に大切なものとは…?
今だから、見えるものが、きっとあるー。
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