【映画レビュー】ビトレイヤー / Welcome to the Punch
刑事のジェームズ・マカヴォイと大物犯罪者のマーク・ストロングという敵味方関係にある二人が、一つの目的に向けて共闘する姿を描いた映画『ビトレイヤー』。
バイクを使った冒頭の強盗シーンがあまりにもカッコよく、その映像美にうなってしまう一作。
さすがリドリー・スコットが製作を手がけ、アーティストのミュージックビデオを多く手がけているエラン・クリーヴィー監督作だけありますね。
<STORY>
ロンドンに暮らす刑事のマックスは、大物犯罪者ジェイコブ・スターンウッドに撃たれ、深い傷を負う。3年後、スターンウッドはアイルランドに潜伏し優雅な隠遁生活を送っていたが、息子が事件に巻き込まれ、ロンドンに戻って来る。マックスは再びスターンウッドを追うが、そこに大きな陰謀があり、自分とスターンウッドがはめられていることに気付く。マックスとスターンウッドは生き延びるために手を組み、陰謀に立ち向かうことに…。
<解説>
1979年生まれの30代ながら、未だに童顔で可愛いイメージがあるジェームズ・マカヴォイ。
この作品では、そのイメージとはまた違う、タフガイの武闘派刑事を演じています。
彼のパートナーとなるのは、その名前も強そうなマーク・ストロング。
スキンヘッドながら細身で、知性的でありながら戦いも強そうな、独特の雰囲気を持つ俳優です。
この二人が、ロンドン警察の闇に挑むのですが…。
『オブリビオン』など、出演作が目白押しのアンドレア・ライズボローなど、注目の英国俳優が数多く出演している、渋めのアクション・ムービーです。
『ビトレイヤー』(99分/イギリス=アメリカ/2013年)
原題:Welcome to the Punch
公開:2013年5月4日
配給:ファインフィルムズ
劇場:新宿シネマカリテほか全国にて順次公開
製作総指揮:リドリー・スコット
監督・脚本:エラン・クリーヴィー
出演:ジェームズ・マカヴォイ/マーク・ストロング/アンドレア・ライズボロー/ピーター・ミュラン/ジョニー・ハリス/ダニエル・メイズ/デビッド・モリッシー/ダニエル・カルーヤ
公式HP:http://www.finefilms.co.jp/betrayer/
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