【映画レビュー】ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える / The Hangover Part II
酔って記憶を無くした男たちが、記憶がないままにてんやわんやする映画『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』の続編、『ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える』。
この作品をTOHOシネマズ 六本木ヒルズで観てきました。
この映画館で観られるのは「オトナ限定 R18+無修正バージョン」。
他の映画館ではR15指定となっているこの作品を、R18の無修正で観ることができます。
うん、まあね…。どうせ観るなら、無修正で観た方が楽しめるでしょう。
多分、この作品を観にくる人なんて、そんなに純粋でウブな人なんで、いないでしょうからね(いい意味で)。
<STORY>
スチュの結婚式のため、タイに渡った悪友のフィル、ダグ、アランたち。今回はバチェラー・パーティーは控えめにするつもりだった、ハズなのだが…。フィルが目を覚ますと、そこはバンコクのホテルの一室。スチュの顔にはタトゥが入れられていて、アランは丸坊主に。もちろん記憶はスッポリ抜けている。しかも、アランが呼んだという麻薬売人のチョウはオーバードーズで死んでしまう。ローレンの弟も行方不明で、彼らは途方にくれるのだが…。
<解説>
酔っぱらって記憶を無くしてしまったことがある人間にとっては、人ごとではないこの映画。
まあ、私はここまで記憶を無くしたことはありませんが、多少、すべての行動が思い出せない場合はあるのですが…。
今回、ブラッドリー・クーパー、エド・ヘルムズ、ザック・ガリフィアナキスの三人がバチェラー・パーティで記憶を無くす舞台は、タイ・バンコク。
しかも、一人(挙式を控えた新郎)の顔にはタトゥーが入れられていて、一人はスキンヘッドに。
さらには、一緒にいたはずの新婦の弟は姿を消し、彼のものらしい切断された指だけが残されている…。
そして、自分たちの行動を知っているはずの、ケン・チョン演じる麻薬売人のミスター・チョウは、麻薬のオーバードーズで死んでしまう、という…。
事件の可能性もあり、なおかつミスター・チョウの死体を隠蔽したため、犯罪を犯したことになるかも…!? と、彼らはもう真っ青になるわけです。
で、真っ青になりながらも、昨夜の記憶をちょっとずつたどって、何が起きたかを探り、新婦の弟・テディを探しにいくのですが…。
彼らは手がかりを探り、警察、寺院、ニューハーフ・バー、タトゥー・ショップなどを次々にめぐります。
タイのナイトシーンや、アンダーグラウンドな世界もちょっとだけわかって、なかなか面白いかも。
まあ、酔っぱらった時というのは、その人間の本性が出ると言うし、酔っぱらった状態でやったことと言うのは、普段したくてもできないことなのかもしれません。
でも、その酔っぱらってしたことをも受け入れてくれる人こそが、本当に愛してくれる人なのかもなあと、この映画はそんなことを教えてくれたような気が…しないか。
まあ、いろいろとありえない展開や、展開の飛躍などもありますが、タイが舞台ということで、それもあんまり気にならない感じです。
私が、ちょっと酔っぱらった状態で観たからかもしれませんが…。
『ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える』(112分/アメリカ/2011年)
原題:The Hangover Part II
公開:2011年7月1日
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場:丸の内ピカデリーほか全国にて
監督:トッド・フィリップス
出演:ブラッドリー・クーパー/エド・ヘルムズ/ザック・ガリフィアナキス/ケン・チョン/ジェフリー・タンバー/ジャスティン・バーサ/ポール・ジアマッティ/ジェイミー・チャン/マイク・タイソン/メイソン・リー/ニック・カサヴェテス
公式HP:http://wwws.warnerbros.co.jp/thehangover2/
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