【映画レビュー】コードネーム:ジャッカル / 자칼이 온다

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JYJキム・ジェジュンの映画初主演作ということで話題の『コードネーム:ジャッカル』

いわゆるドタバタラブコメディかと思いきや、意外にもツイストの効いたこの作品。

いわゆる韓流スターらしいジェジュンのクールな装いに歓声を上げ、監禁されて怯えるジェジュンのキュートな表情やコミカルな歌やダンスに萌え、意外なラストに納得できる、なかなかおトクな作品と言えるでしょう。

 
<STORY>
韓流スターのチェ・ヒョンは秘密の恋人と密会するため、地方のホテル“パラダイス”に向かう。スターだとバレないように日本人のフリをしてチェックインしたチェ・ヒョンは、同じタイミングでチェックインした謎の女・ボン・ミンジョンに捕まり監禁されてしまう。その頃、パラダイスには有名な暗殺者・ジャッカルを追うシン警部と地元警察のマ班長がいた。ジャッカルがパラダイスに現れるという情報を得て、張り込みをしていたのだ。

 
<解説>
キム・ジェジュンが韓流スターのチェ・ヒョンを、ソン・ジヒョが新米暗殺者のボン・ミンジョンを演じている本作。

新米暗殺者であるミンジョンは、チェ・ヒョンのかつての恋人から「売れた途端に私を捨てたヒョンを殺して」との依頼を受け、チェ・ヒョンを誘拐・監禁します。
しかしチェ・ヒョンは本物であるにも関わらず「俺は偽物だ!」と主張、下手な歌を歌ったり、お腹を膨らませてメタボなフリをしたり。
ミンジョンはそれを見て、ヒョンに騙されてしまいます。

さらに、暗殺者“ジャッカル”を捕まえようと張り込んでいる警察や、野次馬的で金にも汚いホテルの経営者、暗殺者らしき謎の男性が入り乱れ、ホテル・パラダイスは大混乱に…!

まあ、どのキャラクターもオーバーアクトで「普通そりゃないだろ!」という行動ばかり。
日本と韓国という文化の差があることを考慮しても、リアリティはゼロと言ってもいいでしょう。
まあ、韓流スターを暗殺者が狙う、という設定自体が突飛ですしね。。。

とはいえ、ジェジュンの様々な表情を見せる、という目的はきちんと達成していると思います。
ファンの方にはうれしいんじゃないのかな。

ドタバタの展開ではありますが、最後にはきっちりと伏線を回収し、観客を納得させるこの作品、ファン・ムービーとして楽しむには、良い作品だと思います。

『コードネーム:ジャッカル』(108分/韓国/2012年)
原題:자칼이 온다(ジャッカルが来る)
公開:2013年5月3日
配給:クロックワークス、ショウゲート
劇場:全国にて
監督:ペ・ヒョンジュン
出演:キム・ジェジュンソン・ジヒョオ・ダルス/ハン・サンジン/キム・ソンリョン
公式HP:http://jackal-movie.com/

 

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