【映画レビュー】ゲームセンターCX THE MOVIE 1986 マイティボンジャック
CS放送「フジテレビONE」にて放送中の人気番組「ゲームセンターCX」。
よゐこの有野晋哉こと、有野課長がなつかしのファミコンゲームをひたすらやりこみ、エンディングまで辿り着くという番組です。
ファミコン世代の私ですが、親が厳しかったためファミコンをやらせてもらえず…、正直、よく会話の中に出てくるドラクエネタなどもあんまりよくわかっていない人間なので、あんまりこの番組が響くことがありませんでした。
そんな「ゲームセンターCX」が映画化されるという話を聞き、いったいどんな映画になるのかと思っていたら…、意外な形で一本の映画になっていました。
しかし、この映画『ゲームセンターCX THE MOVIE 1986 マイティボンジャック』の主演俳優って、やっぱり有野さんになるのでしょうか。。。
演技、してるといえばしてるんだろうけど。。。
<STORY>
2003年に放送がスタートした人気番組「ゲームセンターCX」。有野課長ことよゐこの有野晋哉がゲームをしていくという番組だ。番組開始から10年、有野課長の心にひっかかっているゲームがあった。それこそが、1986年に発売された「マイティボンジャック」だ。1986年、中学生のダイスケは「マイティボンジャック」を利用してクラスメイトのクミコと仲良くなろうとしていた。一つのゲームを通して、1986年と2013年、二つの時が交差していく…。
<解説>
「ゲームセンターCX」で有野課長がなかなかクリアできなかったゲーム「マイティボンジャック」。
この映画『ゲームセンターCX THE MOVIE 1986 マイティボンジャック』では、「マイティボンジャック」を巡って起こる、ふたつの時代のふたつの事件が描かれています。
ひとつは、2013年の現代に、「マイティボンジャック」のクリアを目指す有野課長たちの物語。
もうひとつは、1986年という時代に、ヤンキーに借りパクされそうになったゲームソフト「マイティボンジャック」を取り返そうとする中学生・の物語。
まあ、2013年の物語は、ほぼ番組の延長みたいなもの。
そして、1986年の物語は、ジュブナイルな青春ものです。
ダイスケは、好きな女の子に貸そうと思った「マイティボンジャック」を学年一のヤンキーに取り上げられ、さらにそれが地域一怖い先輩の家にあると知ります。
ダイスケはそのゲームを取り戻すため、恐怖心を乗り越えて、ヤンキーの巣窟に乗り込んで行くのですが…。
1986年という時代を舞台にしているだけあって、出てくる小道具やアニメなどもなつかしいものばかり。
同世代の私としては、その美術や小道具の数々を楽しませていただきました。
私がゲームに詳しかったら、もっと響いたのかもしれないんだけどなあ。。。
『ゲームセンターCX THE MOVIE 1986 マイティボンジャック』(109分/日本/2013年)
公開:2014年2月22日
配給:シンカ、ハピネット
劇場:新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて
監督:蔵方政俊
出演:有野晋哉/吉井一肇/平祐奈/阿部考将/松島海斗/吉田翔
公式HP:http://www.gccx-movie.jp/
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