【映画レビュー】映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 ~はばたけ 天使たち~
実は、ドラちゃんは私と同じ誕生日。
だからと言ってすごくドラえもんが好きと言うわけではないですが、やはり昔から知っているキャラクターたちが活躍しているのを見るとホッとしますね。
『映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 ~はばたけ 天使たち~』は、ドラえもんにのび太、ジャイアンといったおなじみのキャラクターたちが、地球を襲ってきたメカ軍団と勇敢に戦う物語です。
地球を征服するための先兵として送り込まれたメカ(異星メカ?)とも友だちになり、力を合わせて知恵と勇気と友情で地球を救うドラえもんたち。
今、この時だからこそ、多くの人たちに観て欲しい作品です。
<STORY>
のび太が北極で謎の球体と巨大ロボットの部品を拾って来た。庭では組み立てるには大き過ぎるので、広い鏡面世界に部品を持って行き、ロボットを組み立てた。しかし、そのロボットはロボットの星・メカトピアから地球人捕獲計画ために送り込まれたものだった。メカトピアから来た少女型ロボット・リルルは、鏡面世界の存在を知り、そこで巨大基地を建設し始める。その頃、現実世界に取り残された謎の球体が、メッセージを発し始める。
<解説>
この作品、物語はちょっと複雑です。
まず、地球征服のためにメカトピア星から2体のロボットが送り込まれてきます。
片や、リルルという少女型ロボット。
片や、ザンダクロスという大型ロボット。
ザンダクロスはいろいろあって、なぜかピッポという可愛いヒヨコ型ロボット(かなり萌えます。ツンデレだし)に変形され、ドラえもんたちと行動を共にするようになります。
これまで、人間を“滅ぼすべき下等生物”だと思っていたピッポが、のび太やドラえもんたちの優しさに触れ、人間に友情を抱くようになるのです。
リルルも同じく。
人間に対して敵意を抱いていた彼女が、怪我をした時に、しずかちゃんから献身的な手当てを受け、人間の優しさを知り、その友情に応えようとします。
そして、この2体のロボットと、ドラえもんたち一行が力を合わせ、そして知恵を絞って、地球を侵略から守るのでした。
現実は、どんなに力を合わせても、どんなに知恵を絞っても、すべてがうまくいくとは限りません。
でも自分と友だちを信じて、戦おうとする勇気が大事なんだ…と、そんなことを教えてくれるような作品です。
ちょっと気が滅入りがちな今、大人も子どもも楽しめる、こんな作品を映画館に観に行ってみてはいかがでしょう。
『映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 ~はばたけ 天使たち~』(108分/日本/2011年)
公開:2011年3月5日
配給:東宝
劇場:全国にて
監督:寺本幸代
脚本:清水東
音楽:沢田完
主題歌:「友達の唄」 BUMP OF CHICKEN
声の出演:水田わさび/大原めぐみ/かかずゆみ/木村昴/関智一/加藤浩次/福山雅治
公式HP:http://doraeiga.com/2011/
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