【映画レビュー】バーレスク / Burlesque
クリスティーナ・アギレラとシェールの歌声とパフォーマンスに圧倒される映画『バーレスク』。
絢爛豪華なステージに華やかな衣装、セクシー美女たちのダンスに見事な歌声。
色と欲の渦巻くショウビズ界を舞台に、田舎娘が自らの才覚と実力を武器に、名声を勝ち取っていく…。
『コヨーテ・アグリー』とか、『ムーラン・ルージュ』、『シカゴ』、『ドリームガールズ』とか、こういった世界が好きな人には、ぜひオススメしたいこの作品。
個人的には、サントラとDVDの購入は決定している、大好きな作品になりました。
私のオールタイム・ベスト10の仲間入りかも…。
STORY
アイオワからロサンゼルスにやって来たアリは、ダンサーを夢見て、バーレスク・ラウンジにウェイトレスとしてもぐりこむ。バーテンのジャックの家に居候しながらバーレスクに通っていたアリは、オーディションで、オーナーのテスにアピールし、なんとかダンサーのポジションを得た。しかし、ショーの前に酔っ払ったスター・ダンサーのニッキの代わりに舞台に立ったアリは、見事な歌声を披露し、一躍バーレスクのスターとなる…。
解説
クリスティーナ・アギレラの映画初主演作にして、シェールとの共演が話題になっているこの作品。
クリスティーナ・アギレラはもともと好きで、『ムーラン・ルージュ』のテーマ曲「レディ・マーマレイド」も大好きだし、「Not Myself Tonight」などのミュージック・ビデオもiPhoneに入っていたりするのですが。
ディーヴァ界には最近はLADY GAGAなんかも出て来て、アギレラ姐さんも押され気味だなーと思っていたのですが、いやー、やってくれました。
彼女がこんなに演技ができるなんて、はっきり言って予想外。
うれしい驚きでしたね。
そして、シェールのドスの効いたパフォーマンスも素敵でしたね。
シェールというと、“アカデミー賞とかにヘンな衣装でやって来る人”という程度の認識しか持っていなかったのですが…。
ホント、すみません。大変失礼いたしました。
もう、失礼なことを思っていた自分を、平身低頭して謝りたくなります。
そんな二大ディーヴァのパフォーマンスが素晴らしい本作、私にとっては間違いなく名作です。
まあ、ストーリーが弱かったり、ちょっとツッコミどころもありますが、いいんです、ガールズ・サクセス・ムービーなんだから。
恋のさや当てあり、女同士の嫉妬もあり、裏切りあり、ガールズトークあり。
いろいろな経験を積み重ね、主人公が成功への階段を上っていく姿がいいのです。
母のようであり、姉でもありあり、でも弱さもしっかりとあるバーレスクの女主人・テスの造形もいいのよねー。
妖怪人間ベラっぽいテスが、ムチを一閃した姿にもちょっと萌えました。
ガールズ・ムービーが好きな人、ショウビズ界を描いた作品が好きな人、歌と踊りが好きな人なら、きっと楽しめるでしょう。
思わず自分も踊りたくなるはずです!
でもまあ、ちょっと残念だったのは「WELCOME TO BURLESQUE」のナンバーを、もう一度見られなかったこと。
ただ、これはフルメンバーバージョンがDVDの特典映像についているのではないかと密かに期待しています。
作品情報
『バーレスク』(118分/アメリカ/2010年)
原題:Burlesque
公開:2010年12月18日
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
劇場:丸の内ルーブルほか全国にて
監督・脚本:スティーヴン・アンティン
出演:クリスティーナ・アギレラ/シェール/クリステン・ベル/カム・ジガンデー/スタンリー・トゥッチ/エリック・デイン/アラン・カミング/ジュリアン・ハフ/ピーター・ギャラガー
公式HP:http://www.burlesque.jp/
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