【映画レビュー】バウンティー・ハンター / The Bounty Hunter

バウンティー・ハンター [DVD]

元夫婦という設定のジェニファー・アニストンジェラルド・バトラーが追いかけっこを繰り広げつつ、ある事件に巻き込まれていくラブ・コメディ『バウンティー・ハンター』

お互いに“可愛さ余って憎さ百倍”というような感情を持ちあっている夫婦の駆け引きが、なかなか面白いです。
『300』で見せた、ジェラルド・バトラーのガチムチ・ボディも健在!

いろんな意味で楽しめる映画です。

<STORY>
元刑事のマイロは、離婚のショックで生活が荒れて警察を辞める羽目になり、賞金稼ぎのバウンティー・ハンターで生計を立てている。そんなある日、元妻・ニコールの身柄拘束の依頼を受ける。ニコールは交通違反の裁判に出頭しなかったため、手配されてしまったのだ。待ってましたとばかりにニコールを追うマイロ。ニコールの行動パターンを知り尽くした彼はすぐに彼女を捕まえる。しかしニコールは、ある組織にも追われており…。

<解説>
“バウンティー・ハンター”(賞金稼ぎ)というのは、日本ではなかなか成立しないような気もしますが、アメリカではれっきとした職業なのだとか。
劇中では、ジェラルド・バトラーが警察バッジのようなエンブレムを見せて警察署(?)内に入っていくシーンがありますが、それがバウンティー・ハンターとしての免許のようです。

本作は、バウンティー・ハンターをしている元夫が新聞記者の元妻を捕まえようとしたところ、事件に巻き込まれていく物語。

元夫は、元刑事で、離婚のショックで酒びたりになったことから警察を辞めざるを得ず、バウンティー・ハンターになった男。
なんだかんだ言って、元妻を意識しまくりです。

元妻は、敏腕新聞記者。
交通違反で有罪となり、裁判所に出かけようとしていたところ、情報屋からあやしい電話があり、裁判所をほっておいて情報屋の元にかけつけるような仕事命の女性です。
でも、それで懸賞金がかかったお訪ね者になっちゃうんだから、おっちょこちょいと言えばおっちょこちょい。
元夫と別れたのも“タフガイだったあなたが大人しくなったから”というような理由(だったと思う)で、やはり元夫には未練ありげです。

そんな二人のドタバタ劇、まあ結末は皆さんの想像のとおりだと思いますが、ラブコメとして何も考えずに楽しめると思います。

『バウンティー・ハンター』(110分/アメリカ/2010年)
原題:THE BOUNTY HUNTER
公開:2010年7月10日
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
劇場:新宿ピカデリーほか全国にて
監督:アンディ・テナント
出演:ジェニファー・アニストンジェラルド・バトラークリスティーン・バランスキー/ジェイソン・サダイキス/フィリップ・ナオン
公式HP:http://www.bountyhunter.jp/

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