【映画レビュー】ニューイヤーズ・イブ / New Year’s Eve
『バレンタインデー』に続くゲイリー・マーシャル監督のイベント・ムービー、『ニューイヤーズ・イブ』。
ハル・ベリー、ジェシカ・ビール、ジョン・ボン・ジョヴィ、アビゲイル・ブレスリン、クリス・“リュダクリス”ブリッジス、ロバート・デ・ニーロ、ジョシュ・デュアメル、ザック・エフロン…、と、これでもまだ書ききれていないほどのスターたちがこぞって出演している、紹介者泣かせの映画です。
上記のスターたちの名前、プレスの公式表記順に並べているのですが、どうしてこういう並びになったのだろうと考えてみると、ファミリーネームのアルファベット順なのですね。
こんな豪華キャストの中で最初に紹介されるだなんて、ハル・ベリーも緊張してしまうのではないでしょうか。。。
<STORY>
2011年12月31日。NYのタイムズスクエアでは、毎年ニューイヤーズ・イブのカウントダウンセレモニーとして、“ポール・ドロップ”が行われ、ニューヨーカーたちはそれを楽しみにしている。クレアはセレモニーの責任者でとして、現場でトラブルに対応していた。死を目前にした男性は、病院の屋上からポール・ドロップを見たいと願う。看護師のエイミーは、そんな彼をやさしく見守っていた。そしていよいよ、2011年も終わりを迎える…。
<解説>
1年の最後の日を振り返り、来たる新しい1年への想いを新たにする日、ニューイヤーズ・イブ。
2011年12月31日を舞台にした本作『ニューイヤーズ・イブ』は、老若男女のニューヨーカーたちの1年最後の日を追う物語です。
仕事に邁進する人、仕事に行けなくなった人、愛する人と過ごしたいと願う人、愛する人に逃げられそうな人、チャンスをつかみたい人、1年ぶりの再会に心が揺れる人、子どもが生まれそうな人、やり残したことをやろうとする人…。
ロマンティック・コメディの巨匠、ゲイリー・マーシャルは、そんな多くの人びとのドラマを125分間の物語にきっちりとまとめて見せてくれます。
でも、その多くの人びとの心にあるのは、やはり“愛”。
1年の終わりに、みんな“愛”をもって人を赦し、新たな希望を手に入れるのです。
いろいろあった今年だからこそ、この“愛”と“赦し”が心に響くのだと思います。
無関係に思えていた登場人物たちが、実はいろいろつながっていたりするという『バレンタイン・デー』に続くお楽しみもあります。
特に言及されてはいないのですが、「あなたのお母さんの名前はローズ?」というセリフが、個人的にちょっと気になりました。
あの人のお母さんも、ローズって名前じゃなかったかな?
さて、本作を観ていてちょっと気になったのは、「えらく年の差恋愛が多いのでは?」ということ。
まあ、「年の差や肩書きなんて関係ない、人と人としての心の話ができる関係が大切なのだ」という、監督からのメッセージなのかもしれませんが。。。
MYLOHASニュース:2011年12月31日までにあなたがやるべきことを教えてくれる映画『ニューイヤーズ・イブ』:http://www.mylohas.net/lohasnews/2011/12/20111231.php
『ニューイヤーズ・イブ』(125分/アメリカ/2011年)
原題:New Year’s Eve
公開:2011年12月23日
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場:丸の内ピカデリーほか全国にて
監督:ゲイリー・マーシャル
出演:ハル・ベリー/アビゲイル・ブレスリン/クリス・“リュダクリス”ブリッジス/ジェイク・T・オースティン/ジェシカ・ビール/ジョン・ボン・ジョヴィ/ロバート・デ・ニーロ/ジョシュ・デュアメル/ザック・エフロン/カーラ・グギノ/キャサリン・ハイグル/アイス・キューブ/アシュトン・カッチャー/セス・マイヤーズ/リー・ミシェル/アリッサ・ミラノ/サラ・ジェシカ・パーカー/ヘイデン・パネッティーア/ラッセル・ピータース/ミシェル・ファイファー/ティル・シュヴァイガー/ライアン・シークレスト/ヒラリー・スワンク/ソフィア・ベルガラ/ヘクター・エリゾンド
公式HP:http://www.newyearseve.jp
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